合格!
小犬のワルツで頑張っていた人が、ヤマハ6級グレードテストに見事オールAで合格! 残念ながら(?)小犬のワルツは当たらなかったそうですが。私は絶対当てられると思ったんだけどな~指が転んだらおしまい、のような気がして楽そうなのに。わずか1ヶ月ほどの準備期間にもかかわらず、実力で合格。本人もとっても喜んでました。
小犬のワルツで頑張っていた人が、ヤマハ6級グレードテストに見事オールAで合格! 残念ながら(?)小犬のワルツは当たらなかったそうですが。私は絶対当てられると思ったんだけどな~指が転んだらおしまい、のような気がして楽そうなのに。わずか1ヶ月ほどの準備期間にもかかわらず、実力で合格。本人もとっても喜んでました。
レッスンで「小犬のワルツ」を弾いている子がいる。中間部、右手に四分音符の四連符が出てくるのだが、そのメロディーと、左手の四分音符3つのワルツのリズムが噛み合わない。「左手は3つの音符、右手は4つの音符」という、割り切れない数の音符を同じ時間の間に弾かないといけないので難しい。
私が習ったときは、先生が大きな丸を空白のページに縦に左に3つ、右に4つ書いてくださった。最初(下が最初)は揃えて、後はバラバラだけど、何となく、そのタイミングになるように○がある。「これを下から順番に上に一緒に手で叩いて」と言われ、トン、パカパカパカパカ…みたいな感じで叩く。もちろん、これでは合っていない。割り切れないので、「パカパカパカ」が綺麗に揃ってはいけない。「これを叩いて練習して」と言われ、少なくとも2~3日はその事を考える日々が続いたのは覚えている。ピアノを練習する前はもちろん、それをしばらく叩いて考える。なんか違う。寝る前も、左手と右手のリズムを交互に考えて、どちらも安定してから一緒に叩いてみたり…で、「揃ったかな」と思ったところで左手だけよく聞いてみたら、やっぱりちょっとどこか引きずったリズムで、「ダメだぁ…」と思ったり、その反対だったり。そして翌日はまた、先生の丸の上を、とん、ぱかぱかぱか…少しずつずれてくるけど、まだまだ…。
しかし、その日は突然やってくる。「あれっ!どっちもちゃんと叩けてる!」右手はきちんと4つ、左手もきちんと3つ、両方同時に叩きながら、どちらか片方だけのリズムを聞いても、常に正しく狂うことなく叩けてる! 同時に聞くと、何とも言えないタイミングで両方のリズムが噛み合っている。でも何度片方ずつ聞いてもどちらもちゃんと叩けてる。これが正解かっ! できたっ! 先生にほめられたりはしなかったけど、できて嬉しかった瞬間の記憶は鮮明に残ってる。
「要するに、左手のリズムが絶対狂わないように固定して、あとは左手の事は忘れてしまうのがポイントやな」と当時小学校3年生位の私は結論づけ、今もそうじゃないかなとは思っているのだが、教えるとなると…ああ難しい…。同じ方法がなかなか通用しない。もっとわかりやすい指導法は無いかなあ…。
さて、リトミック。リズムを言葉に置きかえると、長く複雑なものも簡単に覚えられたりするので、最近地味~に活用していたりする。これでやってみよう。
「好きな食べ物3文字で言ってみて」 「ぶどう」
「いや、のびる言葉は困るから他のを」 「みかん」
「『ん』もやめといて」 「りんご」 「『ん』入ってるやん!」
という小ボケ漫才はともかく、バナナに落ち着く。4文字は「アボガド」。
さあ、やってみよう~「バナナ4回、アボガド4回」「2回ずつ~」「1回ずつ~」「はい、同時~」
「で・で・できません~!!」 大失敗~(T^T)
ま、お手本も示してみる。「バナナバナナバナナバナナ…」打ちながら「じゃあアボガド乗せるでぇ」「アボガドアボガドアボガドアボガド…ほら、どっちもちゃんと分かれてるし狂ってないやろ?」しばらく眺めてから生徒が一言。「先生、おかしいです。できるほうがおかしい~無理ですよ~」 ナンだと! 先生がおかしいだと! ぷんすか! それはともかく、バナナだけ叩いてもらって、アボガドを打ってあげたり、逆をしてみたり。なかなかうまくいかない。
そこから話が大脱線。「友達がね、右足1つ打ってる間に、左足2つ、右手4つ、左手3つ叩けるかって言うんですよ」む。難しそう…なんか聞いたことあるぞ、それ。「友達、ドラマーなんで、できるんです」ああーなるほど~納得~。「じゃあ、私、それ練習しとくわ。あなたはバナナとアボガド。別に○を叩いて練習してくれてもいいし。これって、その友達の言ってる手の部分とまったく一緒やで。私は足もやってみるわ」…うーん…足っつーのがなあ…パイプオルガンを弾いてた頃ならまだマシだったかもしれないけどなあ…って…あれ? 何で私まで宿題があるの??
高校受験を控えた子が、「楽器店のグレードを取得すると内申書があがる」というガセじゃないかと思うような話を出してきた。「私はわからないので、学校の担任の先生に聞いてみて」というと「担任の先生は関係ないというけど、音楽の先生は関係あるって」との事。「担任の先生が内申書書くんでしょ? だったら関係ないんじゃないの? それより勉強したほうがいいんじゃないのかなあ?」と言うと「もう1度確認します」といい、担任の先生は夏休みでご不在だったらしく、音楽の先生に確認してしまい、やっぱり「関係有」と言われたそうで、「受験したい」と。彼女の実力なら、6級くらいは簡単に通るだろうとは思うのだが。PTNAだと、文部科学省がからんでるので、5回ステップを受けたら、自己申請で学校に報告する事ができるらしいけれど…。
ありゃ、もう月末じゃないの! 大急ぎで受験するセンターにその場で電話してみたら、「今日中に申し込んでくだされば来月の試験に受けられます」。彼女が最後のレッスンで、センターが閉まるまであと1時間。実は今夜は人と会う約束をしていたのだが、彼女の人生に関わることなので、そちらが優先と判断し、その場で申込書を本人に書いてもらい、すぐさまセンターに駆け込み。何とか申込み、間に合った。
1企業のグレードテストの結果が、公立中学校の内申書に本当に関係するんだろうか? 音楽高校に進学したいという話なら別だとは思うのだが、普通科志望だというし。音楽の先生の話もあるし、彼女自身が受けるというし、ご父兄はどちらでも構わないというし…私一人反対するわけにはいかない。緊張して無茶苦茶にならない限り、合格する実力はあるので、とにかく早くグレードを受けてもらって、勉強に専念してもらうしかないなあと思う。けど何となく…納得いかないこの話…実際のところ、どうなんですか? ご存知の方、おられます?
先月某楽器店のグレード6級を受験した生徒さんから電話。「合格しましたっ!」やったね! 受けてからの先生の反応がイマイチで、本人もあまり「弾けた」とは思ってなかったようだったので心配していたのですが…ああ良かった。すっごく長い間練習してたもんね~。頑張ったからだよね。
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