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2014年4月30日 (水)

張弦・おまけ

教室のグランドピアノC5のボディを預かってくださっている、コチラ、

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ピアノ技術ステーションさん!

オーバーホールをお願いした荒木さんは、うたまくら.さんにお勤めなのですが、ボディなどは大きくて工房で作業しにくいので、こちらにお預かりいただいています。

解体ショウ! や、張弦作業のかたわらで、通常の業務が行われています。塗装がお得意ですから、

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塗装を剥がした木目のピアノが!

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ペトロフのアップライト、磨いてます。

なかなかこの格好に倒れているピアノを見ることもありません。塗装をしておられるのは調律師のHさん。

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塗料と硬化剤とシンナーを混ぜ合わせています。

今日は祝日。塗料を配合しているNさんは、お仕事がお休みなのでこちらに来て、塗装のお勉強をなさっておられるのだそうです。

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師匠はHさん。

塗料の粘度についてレクチャー。

「『ツーーーーー、トン、トン、トン』やねん。けどこれ、ちょっと『ツーーーー』が長いやろ? ほら、ツーーーーー、トン、トン、トン…やのに、ツーーーーーーーーーーくらいやったやろ? ちょっと長いねんて。」このようにして伝承の技が伝えられていくのですね。

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奥にはお仕置き部屋が!!

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ピアノの外装に塗料を塗るお部屋でした~。運び込みます。

身体に悪い塗料を、失敗できない緊張をしながら、閉鎖された空間で塗るわけですから、ある意味お仕置きと言えなくはないです。それが証拠に、たびたび
「うをっ!!」
「ああっっ!!!」
「あかん!!」
などという声がもれきこえてくるそうで…

Hさんとは2日間、Nさんとは今日、お昼もご一緒させていただきました。話がおもろいねん~。めっちゃ和むねん~。だってこのお二人、

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漫才もできまんねん~(嘘

この写真は、ピアノ解体ショウ! の時のものです。外した低音弦をお持ちです。お手伝いくださってありがとうございました。

好きな食べ物は唐揚なHさんの手により、ホームページがすっごい大変身をとげるそうです、そのうち。
そんなピアノ技術ステーションさんのホームページは、こちら

2014年4月29日 (火)

張弦

今日もレッスン前の午前中に、やってきました、ピアノ技術ステーションさん。雨だけど、C5さん、ご機嫌いかが?

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高音部から中音部まで弦が張られてます!!!

おおおーーーピアノらしくなってきたあ! 今日は弦を張る作業を見学させていただきます。いつもありがとうございます~。
荒木さんオススメのセブンイレブンのコーヒーで一息いれたところで、作業開始!

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アグラフに弦を通してからピンホールに弦を通し、弦先を穴のツラツラまで当てます。

張弦専用ハンマーで3回回してピンに巻きつけ、びよ~んと伸ばして

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コマに引っ掛けながらUターン。

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隣のアグラフの穴を通し、適当な長さにチョッキン。

1本うなりの原因にもなる弦のネジレを防ぐため弦の癖直しをし、ピンホールに通して、荒木さんの指3本の長さに再びチョッキン。3回ほど回して、2つのピンをさらに半分ほど回して整えます。

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今日もちょっとお手伝いさせてもらっちゃいましたあ~。ふふ。

中音部がすべて張り終わりました。まだあまり強い力で引っ張っていないので、音程はとーーーっても低いです。
「少し張力を上げましょう」弦を弾いて音を出しながらサクサクとハンマーでチューニングピンを閉める荒木さん。その音が、とっても面白い! 思わず録画させてもらっちゃいました。

張弦作業は、いよいよ低音部に。低音部の弦は巻き線になっています。

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これが巻き線。1本ずつ太さが違うので順番どおりに。

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1本目、張ります!!!

数本張るところを見学させてもらったところで、お時間になってしまいました。今日中にすべての弦が張られ、時間をかけて少しずつ張力を高めてピッチを上げていきます。

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使用したのはレスロー社のピアノ弦。

今日は、ピアノ技術ステーションさんでの作業もちょっとだけ見学させてもらいましたあ。オマケ編は別のエントリで!

2014年4月28日 (月)

張弦準備

解体ショウ! を終え、1週間ぶりにグランドピアノC5に会いに行ってきましたあ。鉄骨も外されて、カラッポになっていたC5。ご機嫌いかが?

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鉄骨乗っとるがな!

そりゃ、そうです。いよいよ今日から張弦。その準備作業を拝見しにお邪魔しました。赤いフェルトの反物があります。弦を張るところのクッション部分を1つ1つジャストサイズに切っておられるところでした。

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反物からカット後、厚みも削って揃えます。

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接着剤でピッタンコ。すべて貼り終りました。

接着剤をつける量も、前面に塗ってしっかり貼り付けるところと、貼らずにふんわりするところとに分けています。ふんわりするところは、中低音部の手前あたり。最初に弦が当たるところなので、ガツンとしないように当たりを柔らかく。

高音部は接着剤を使っていません。高音部がかたくて衝撃があるような音色だと気にしていたので、私の好みに合わせてくださったのです。こういう事ができるのは、好みを良く知ってくださっている技術者さんにお願いしたオーバーホールならでは!

弦を張るには、チューニングピンをピン板(手前の穴のある部分)に立てなくてはなりません。チューニングピン、というのは、調律の時に調律師さんが「キュッ」とするところです。そういえば、無いでしょ? その前にやることがある!

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ピン穴に木を埋め込みます。

木目を一つ一つ確かめ、弦に垂直になるように揃えます。割れを防ぐ意味と、調律の持ちをよくするためだそうです。ここまでするところはなかなかないそうですよ~。

「お手伝いお願いできますか?」ほいほい、なんスか?
「木目を確かめて並べてください」はーい、喜んで!!!

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トンカチで埋め込みましたあ。まだやることがあるよ。

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ドリルで穴を開け、

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ピン板や躯体がヘタらないようにしっかりと支えをして、いよいよです。

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打つべし! 打つべし!

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記念すべき1本目のチューニングピン! おおお~~~!!!

この角度からだとわかりませんが、ここにも知恵と職人技が。

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ビミョーに、ナナメってましょ?

画面から見ると弦を左側方向に張るわけですから、あらかじめ反対側に倒し気味に立てておくのです。うわーー綺麗に揃ってる~。なんか、ニョロニョロみたい!

準備というのは、のちのちに起こるであろうあらゆる現象を把握した上で行うこと。すべてにおいて今までの経験や知識の蓄積があらわれています。先を見越したうえでの一手間だったり、必要不可欠な工程だったり、すべての作業に意味がある。すごいなあ~。張弦作業も是非見たい。明日もお邪魔しまあす!

2014年4月27日 (日)

4月のステップ

昨日のリハも無事に終わり、ピティナのステップ、いよいよ本番。今月も3人の方が受けてくださいました。

今日は当日の流れをお伝えしましょう。会場は三木楽器開成館。3人とも第1部に出演でしたので、10時受付です。ドレスなどの衣装にお着替えされる方は、会場に更衣室があるので使わせてもらえるのですが、これが結構混むそうです。早めに行ってご準備なさったほうが良いですよ~。

お着替えが済んで、10時になると受付開始。

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時計の下あたりが受付のカウンターです。

受付が終わってしばらくすると、出演者順にお名前を呼ばれます。参加票を持って行きましょう。名前を呼ばれた演奏者ご本人だけ、先に会場に入ります。全員が入ってから、保護者の皆さんなど演奏者以外の人たちも会場に入ります。

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会場の様子です。

んんん? 前と同じような画像ですって?
…そうやね。では客席後部から舞台正面をのぞむの図!

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こんな感じです。

客席後部からでしたら、ビデオ撮影も可能です。
右を向きまあす。

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出演者席でございまあす。

演奏順に、出演者だけ別の席に座ります。1時間くらい、静かに座っていてね。

左でございまあす。

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そんなに大きな会場ではありませんが、ピアノはフルコンサートグランドです。

こちらのステーション(会場)では、なんと、ご当地シールがもらえるそう! しかも今回からのようですよ!!

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「まいどちゃん」どすえー。

今日の3人の小さなピアニストさんたちも、とっても素敵な演奏ができました。今回はみんな初ステップ。デビューおめでとう! 継続表彰目指してがんばりましょうね!


2014年4月26日 (土)

ステップ前特別リハ

明日はピティナのステップです。今月も3人の方が受けてくださいます。

が。 オーバーホール中につき、教室にグランドピアノがありません。
で。 グランドピアノ、弾きに行っちゃおー! ついでにみんなで弾きあいしちゃおー!

お一人は教室で待ち合わせ、あとお二人は現地で待ち合わせ。おっと、現地とは、三軒家の貸しスタジオ、FREE PEOPLEさんです! こちらのスタジオでは、個人練習だと、グランドピアノを1時間600円で借りられます。今日は個人練習借りではありませんがー、みんなで仲良くスタジオイン!

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リハーサル開始~!!!

みんな静かにきいています。少しずつレッスンもしたのですが、楽器をさわりまくったりすることもなく、お行儀よく待っていてくださいました。えらいなあ~。そういうところ、すっごく感心しちゃいます。

緊張した人~?
「ううん、フツー!」
「いつもと変わらなかった。」

すごいなぁ。こんな暗いトコやしこんな至近距離やのに。頼もしいっ!!

少しずつ、手直しするところと、今日の練習のアドバイスをして、明日の確認をして、現地で解散。近くにこんなスタジオがあるのって便利ですね~。

明日はいよいよ本番!! 楽しく、思い切り弾いてくれるといいなあ~!

2014年4月20日 (日)

ピアノ解体ショウ!! おまけ

おまけのコーナー! ぱふぱふどんどん~~!!

前エントリではボディと鉄骨を主にご覧いただきました。他にもいろいろございます。

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鉄骨に貼り付けてあったフェルト類と、コマ。

中低音部のチューニングピンに近いところのこのフェルト、中は厚紙です。スタインウェイなどは木だそうです。うちのピアノはオーバーホール後は総フェルトになります。

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ピンホールに入っている木枠。

穴の位置が少しずれています。弦の張力でこのようにずれていくんだそうです。新しい木に交換します。

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画像上部の金色の金属、アグラフ。

1つだけ磨いてピカピカにしてあります。どこででしょお?

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3本ずつ、弦のあとが残っています。

赤いフェルトの上部の銀色のところにも弦溝ができているのが見えますか? ここも綺麗に磨いてくださいます。

見えるところはモチロン、いつもは見えないこんなところまで細かく手をかけてくださいます。
こういったことをここまでオープンに説明してくださるのは、荒木さんだからこそ!
私が厚かましく作業場にまで押しかけてしまうから、かもしれませんが~(笑)、好奇心には勝てません。立ち会わせていただいた時はレポします。おたのしみに~。

ピアノ解体ショウ! レポ

教室のグランドピアノ、ヤマハC5、オーバーホールにつき、本日解体です。

金曜日に運ばれた先は、ピアノ技術ステーション。こちらで荒木欣一さんによるセミナーとしてピアノの解体が行われます。

よーーっ! 元気にしとるかーー??

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いたいた! うちのコ!

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フタをはずし…おお、左側もはずれてますよ!

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アクションを抜きます。

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ダンパーを外してくださっているのは名古屋からの、

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フェルトを外してくださっている方は東京からのご参加!

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弦を切って外します。

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おともだちのピアノの先生もカメラ目線でバッチン!

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アタシも切る~! バッチン! ええ音や!

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低音弦もバッチン。

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すべての弦を切ったら、チューニングピンを抜きます。

この方も名古屋からご参加です。
参加者はハンマーで回して抜きましたが、いつもは電動のマシーンで抜きますよ。熱を持つので時間をかけずに抜いたほうが良いのです。

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コマの部分が高くなっているか糸を張ってチェック。

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鉄骨部分のネジを外します。くるくる。

本当は、すーーーっごく硬いので、前日のうちに荒木さんが私でも回せるように緩めておいてくださったのです。弦も、みんなで外せるぐらい残しておいてくださいました。

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外したネジは、元の位置がわかるように段ボールをくりぬいてピアノと同じ型にしたものに差し込みます。

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ピアノ仙人登場~。いよいよ鉄骨を外します!

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はずれっちゃったあーー!! 魚の骨やないで!

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「ママー! 裸じゃイヤ!!」♪おっおしーまーやー、海苔っ(うふふっ)

それではここでもう一度~鉄骨をご覧ください。

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鉄骨オモテでございまあす。

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鉄骨ウラでございまあす。

オブジェみたいだじぇ! 「じぇ」しかかぶってないじぇ!

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並べてみたりして。

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ペダルも分解~。

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ヤマハのペダルのこの部分は樹脂でできています。

ヘタッてくるので交換してくださいます。こんなところまで新しくなるんですね~。

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試しに譜面台の一部を磨いてもらいました。

画面上部が磨いたところ。くすんだようになっているところは磨いていないところ。外装もこんなにピカピカになるんですね。

他のパーツはどこにあるんでしょう?

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アクションとダンパーはここ。

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鉄骨と躯体をとめていたネジ。ピアノの型でしょ?

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黒いのはピアノの一部。さて、どこでしょう?

たくさんの方に見守られ、手を加えられながら、新しく生まれ変わるために分解されたピアノ。なんてシアワセモノなのでしょう! 笑顔に囲まれながら弦を切られたピアノ、あんまりないと思うで~。

ピアノの周りに集まる笑顔、新しいご縁。…やっぱ好きやなあ、こういうの。

そうそうそれから。
分解された、音の鳴らないピアノですが…とっておきの「音」も聴かせてもらったのですよ!! この時にしか聞けない、トクベツな音、
響板の音」。
鉄骨も何も無い状態の、素の、木の音。うちのコ、「ドオーーーン」といい音でした。よかったあ。これを残せて。ここはオーバーホール後もそのままですから。

これからは、組立! どうなるのか本当に楽しみです。

解体ショウの荒木さんのブログはコチラ
ご紹介しきれなかった写真は次エントリに!

 

2014年4月19日 (土)

オーバーホールの理由

昨日旅立ちました、ヤマハグランドピアノC5。そもそもなんで、オーバーホールなの?

ピアノは数え切れないほどたくさんの部品でできています。木や鉄、動物の毛など自然のものでできた部品は摩擦や衝撃で消耗していきます。鉄であれば、サビます。わかりやすい例だと、鉄でできた弦が切れやすくなってきて、切れるたびに張り替えていてはとても追いつかない…こうなると「弦張替え」の修理の時期になります。

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発音部分に近いところの弦のサビ。

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茶色く変色したサビ。

ピアノは、弦を木でできたハンマーで叩いて発音します。このハンマーの先をおおっているフェルトも使用していくに従い、変化してきます。
白い部分がフェルトですが、弦を打つ部分に溝ができています。

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フェルトに3本ずつ、弦溝ができているのが見えますか?

弦溝が深く、硬くなると、音もかたくなります。フェルトを削って調整するのですが、何度も削ると木の芯に近づきすぎてしまいます。C5はすでに限界に近くなっていました。飛び出しているハンマーの弦にあたるところ付近が、平らになっているのが見えるでしょうか。その内側の真ん中が木なので、もう柔らかくなりません。こうなると、ハンマーの取替えの時期です。

弦の取替え、ハンマーの取替えは、それぞれ違う時期にしても良いし、消耗の激しい部分だけを取替えることも可能です。C5も、よく使う中高音域だけ先に取り替える選択肢もありました。しかし、すべて一斉に行ったほうがバランスが取りやすく、音色も安定しやすいのだそうで、一気に行うオーバーホールをお願いする事にしました。

他にも、こんなところの取替えをお願いしました。

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白鍵が変色しています。

ヤマハのこのタイプの鍵盤の場合、これは端の部分が黄ばんだのではありません。端の部分の影になっているようなところが本来の色なのです。真ん中の部分が白くなっているのは、打鍵するときの摩擦で削れたから。さわってみると、ほんの少し、くぼんだようになっています。画像ではわかりにくいですが、黒鍵も角がとれて丸くなっていますし、鍵盤と鍵盤の隙間も不均一で、横にゆらすと少しガタツキがあります。
色さえ気にしなければ鍵盤はまだ使えますが、この際です! 白鍵も黒鍵もお取替えお願いしちゃいました。

表に見える「消耗」は、こんなところでしょうか。中身を見るともっといろんなところがお年を召しています。

だけどね。私が一番気になっていたのは「音」。こーれーはー………説明し難いです。
オーバーホールによって音がどう変化するのか、これはまだわかりません。本当に楽しみです。

最後に。
「なぜ、同等品を買い替えるのではなく、オーバーホールなのか。」
ピアノは同じシリーズの製品でも、個体差が大きいです。同じものでも当たりかハズレか、買って弾き込んでみないとわからない。私が買うときも、3台弾き比べて選びました。それくらい、違うものなのです。
オーバーホールなら、好みを知ってくださっている技術者さんが、私の好みや使用環境、音場に合わせて作り上げてくださいます。今よりも良くなることが確実なのです。信頼できる技術者さんと知り合えたこと、それもオーバーホールを選択した理由でもあります。

6月から、新しく生まれ変わったグランドピアノでレッスンします。それまでは、作業工程に立ち会えれば、ブログでお知らせします。
普段と違う、なれない環境でのレッスンになりますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

2014年4月18日 (金)

C5旅立つ

ヤマハグランドピアノC5、オーバーホールにつき、しばらく入院します。

お別れの時刻は11時~12時の間。朝9時から一人でじっくり弾いてみます。
躯体はそのままですが、アクションも鍵盤も弦も総取替え。ほぼ毎日触れていた鍵盤。たくさんの生徒さんに聴いてもらった弦の響き。

さようなら。
今までいっぱいいっぱい、ありがとね

さて! ジャスト11時にお見えになりました、任せて安心、阪神ピアノ運送さん! 早速グランドピアノをエイヤッと動かし、

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蓋のあるところを緩衝材で守ります。

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お布団でくるみ、しっかりとバンドで留めます。

左側面でおさえているのは、スノコのような木の板です。運搬中はこの面が下になるので、特に丈夫に守っておいて……
ん? どこからか、カリカリと音がしますよ? あ!

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左脚がとれちゃった! 木枠で支えています。

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左側向こうに、毛布を敷き、その上に長いダンボールを置いて…

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ばーーーん! ピアノ、倒しちゃった!

残りの脚を外し、さらにダンボールなどでくるんで、両側の人が白いバンドを2本肩にかけ、

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えいやっ! ピアノ、出ます!

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ほらほら! 教室の扉を通るよ!

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玄関の角も曲がれたよ! ついに出て行きます! 馬みたいだ~。

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トラックに乗りまあ~す。

大きなグランドピアノはこうやって運び出されるのですね~。扉を外したりしてないんですよ! しかもこの間、たった30分! 熟練の専門の業者さんだからこそ、なんでしょうね~。

グランドピアノC5がいなくなった教室は、とーーっても広い! パーティしたくなっちゃうぅっ。お茶会でもいいよね~。今こそグループレッスンをすべきだったかもしれないw

教室を旅立ったC5ですが、私は日曜日に会いに行きます。先日よりお知らせしております、ピアノ解体ショウ! で会えるのさっ。
C5をオーバーホールしてくださる、荒木さんのブログでもご紹介いただいております。まだご参加間に合いますので、ご興味ございましたら是非。

お留守の間は、いつもは私専用の、愛器アップライトピアノのアトラスちゃんでレッスンですよっ。ピアノカバーを外し、ピカピカに磨いて、皆様をお待ちしております。かわいい音がするんだよお~っ
アトラスちゃんでのレッスンは、早速今日から! お楽しみに!

2014年4月12日 (土)

増税前の大人買い

消費税が8%に上がりました。教室のレッスン代は現行のままでがんばらせてイタダキマス!!! が、モノのお値段は確実に上がるわけで…その前に、買っておきたいものがある!

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ピアノ専用補助台&アシストペダル一式&補助台ケース!

ペダル付の補助台は持っていて、毎年発表会でも使っているのですが、これって普段使うには少々面倒くさい。無段階ネジ式なので、設置に時間がかかるうえに、小さいお子さんだとペダルを踏みたがってキーキーうるさい。なおかつ、「ちょっと足が届かない」くらいの生徒さんには高すぎ。

だけど、補助台って、ものっすごーーくたくさんあるんですね。それなのに、現品確かめられるところもイマイチ無さそう。さんざん考えた挙句、足台は8段階ラック式の、甲南UP-Sに決定! アシストペダルは定番品を。

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壮観です~w

結果、足台が大正解!!!

今までなんでペダル付のでがんばっていたんでしょう、私…っていうくらい使いやすい!
ラック式なので高さを変えるのは簡単、小さいお子さんも違和感なく使ってくださいます。

補助ペダル用の鞄も使えます。持ち運びはもちろん、収納にも良いやん!

アシストペダルはまだ使っていないのでわかりませんが、とりあえずアシストスツールの取り扱い方は理解しましたw

増税に負けず、これでレッスンがんばるぞー!

2014年4月 3日 (木)

2014年4月のレッスン

2014年4月のレッスン

4月30日(水)はお休みです。
29日は祝日ですがレッスンがあります。

4月18日~5月末までグランドピアノをオーバーホールしますので、アップライトピアノでレッスンいたします。4月20日はオーバーホールをするグランドピアノの中を見るセミナーを行います。詳しくはコチラ

2014年4月 1日 (火)

グループレッスン2日目

2日目のはじめは、小学5年生以上のグループです。人数が多く、プリント消化のスピードも速く、写真撮りそびれちゃいました。

このグループの学習項目
1.楽語の補充(主に速度に関するもの、表現に関するもの)
2.楽譜の基礎(音部記号、調子記号、拍子記号、臨時記号)
3.拍子
4.さまざまな楽譜の体験

迷路、間違い探し、いろんな形で楽譜に触れてもらいました。パズルにすると、そのパズルの意図する答えをどうやって導き出すのかわからなくなったり、そもそも何を問われているのか把握できなくなったり、普段は見られない様子が垣間見られます。応用の強い子は判断も速く、答えを導き出す力も強いです。前々から何度も主張しているのですが、パズルやカードゲームはホント、たくさんやってみてください。特にカードゲームはいいですよ~。

というわけで多数決でカルタと神経衰弱のうち、神経衰弱が選ばれましたので皆さんで。とったカードは並べてリズムを打ってくださいね~。たくさん取った人が難しくなる罠です。

宿題は、クロスワードと、作曲家のパズル。その作曲家の作った有名な曲を調べて書くこと、聴くこと。

続いて、ようちえん・ほいくえん・新1年生のグループ

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「ぶんぶんぶん」演奏中~。

ウッドブロックは二分休符を打ちます。四分音符(休符)、二分音符(休符)の体験なので、みんなできっちり2拍休みます。もちろん全員で歌いながら演奏ですよ~、自分の音だけ鳴らすのですよ~。むずかしーい。でも、最後はみんなで「ジャラジャラジャラジャラ~!!!!」快感! 笑顔がこぼれますっ。

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四分音符、四分休符、二分音符、それぞれ色を決めて塗絵。

前のグループは塗絵ではないことをしたのですが、このグループは落ち着いた活動が向いていたので、こちらを。とーっても静かで集中しています! 塗るのも早くて綺麗で、塗りなおしがありません。
同じ年齢のグループでも、集まるメンバーによって場の雰囲気や流れが変わるのがグループレッスンの楽しさの1つでもあります。

今回のグループレッスンは、こんな感じです。軽くご紹介でしたぁ。
残りのグループの皆さん、お楽しみに~。

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シール増やしとこ。

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