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2013年8月25日 (日)

コンクール参戦!

どちらかというと、のんびりマイペースでピアノを弾いたり弾かなかったりしながら長~く続けて頂く方の多い当教室ではございますが、中にはコンクールを受けるような意欲のある生徒さんもおられるのです。ほうら!

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ね? ホンマやで~

見学に行っただけじゃないよお~ホントだよお~。しかもなんと、予選を通過し本日は本選なのです!

Mainichi02
ね? ホンマやろ~?

こちらのコンクールの開催は2年に1度。幼稚園から小学1年生までのこの部門は、本選といっても出場者が幼くて、なんだかのんびりした感じです。ドレスもスーツも、めっちゃ可愛いの! だけど審査は本気。今回最優秀賞は該当者無しですって。すご。

当教室の生徒さんは、残念ながら賞はいただけなかったけれど、急遽参加を決めて大急ぎで練習したにもかかわらず、とても立派な演奏でした。今までテクニックの練習などもしてなかったけれど、この数ヶ月でずいぶんしっかりと打鍵できるようになりました。どれだけあなたが努力したか、どんなにたくさん練習したか、よーくわかってるよ。

結果よりも過程が大切、とはよく言ったものです。建前みたいに聞こえるかもしれないけれど、本当にそうだと思います。受賞してもしなくても、この舞台に立った事は、何よりもあなたの力になっているはず。そのことがとても大切だし、得難い経験なのだと思います。

これを読んでくださってるあなたも、勇気を出して挑戦してみませんか。精一杯応援するよ! 一緒にがんばろ!

2013年8月22日 (木)

1週間前リハーサルのお知らせ

毎年恒例の発表会1週間前リハーサルですよ~。

2013年9月8日(日)、いつもの教室にて。10時~、13時~、14時30分~の3回です。
ご希望のお時間がございましたらお早めにご連絡くださいませ。

あと3週間くらいなんだね~はやっ。

2013年8月21日 (水)

夏のグループレッスン

夏のグループレッスン、開催中~。

発表会前ですので、連弾やアンサンブルの練習と、独奏の弾き合い会です。ソロは進み具合が人によりいろいろです。今できることを聴いてもらいましょう。他の人の演奏も聴いてあげましょう。

それにしても、アンサンブルの練習は楽しいなあ~。気心のしれたお友だちとの連弾は、一人きりのレッスンと違っていつも以上に場が和みます。トーンチャイムの練習は、知らない人たちでもお名前を紹介しあったりして、これから1ヶ月、協力しあおうという意識があって、とってもいい雰囲気!

もう前半は終わってしまいましたが、後半もこんな感じで楽しくレッスンできたらいいな。グループレッスンをスタートに、発表会までアンサンブルも仕上げていきましょう!

2013年8月13日 (火)

BBQ

夏ですから! 猛暑ですから! 火を使ってばーべきゅー、マストでしょ!!

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日陰でヨカッタ!!!

や、実はアタクシ、暑いのはへいちゃらなのでございます。寒いのは少しもガマンできませんが、暑いのはどってことないんで、喜んで参加してたらふく食べてきちゃったよおん。念願の焼きプチトマトと焼きマシュマロもさせてもらったよおん。焼きマシュマロ食べてたオトナ、アタクシだけだったよおん(ry

「暑いからな、サッサと焼いてサッサと食べて、サッサと帰るで!!」はいーー! …って…嫌なんかいっ!!ww 
中学時代の友だちの集まりでして、号令をかけたお友だちはこれまた、サッパリした男気のある美人です。BBQ終了後、その友人のおうちにお邪魔しましたあ。見てみて、これー。

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お名前つき箸袋と、ランチョンマット!

お嬢さんが全員の分を書いて用意してくださったんだよー。かっわいーい。

昨年、実に○○年ぶりに会って、ちょいちょいお昼食べたりして仲良くしてもらってるお仲間です。やっとおうちに行けたしお嬢様にも会えたし、嬉しいな~。お休み、満喫させてもらってマス!!

2013年8月11日 (日)

低音萌え

お盆休みを頂戴しております。1週間もお休みだとアワアワしちゃうねっ。お休み初日に行って参りました、ピアノトリオでお世話になっているチェリストさんのコンサート!

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美術館のオープンスタジオコンサート。

王子公園の近くにある現代美術館の1Fで演奏なさいます。外からは公園の緑とお日様の光が差し込んで、すーーっごくいい雰囲気! パイプ椅子が並んでいて、どこでも気軽に腰掛けて良いようで、お近くにお住まいとおぼしき紳士が文庫本を読みながら開演を待っていたりして。わをーいいなあ、こういうの。大人しく後ろの方に座りかけたけど…いやいや、この空間ですから、部屋に響く音よりも、近くで生のチェロの音を聴かせてもらお。距離が近いのがいいんやんか~。

本日はこのようなプログラムです。

愛の挨拶:エルガー
チェロソナタ、イ長調:ボッケリーニ
夢のあとに:フォーレ
ペッツォ・カプリチオーソ:チャイコフスキー

さて開演です。ぱちぱちぱち~。わー茶色のドレスがシックで素敵。このようなコンサートでは、MCが入ることが多く、なんかちょっと…あうう、ちょっと、近すぎた、前過ぎた、なんか目が合って恥ずかしーい。前の人の後ろに隠れてみたりして。
ああでもね、音はとってもいい感じに聴こえるよ。バイオリンよりチェロのほうが今は好きなんだよね~低音萌え。気持ちいいっす……

あっという間の30分。楽屋見舞いを持ってきていたというのに、なんか妙に恥ずかしくなって預けてそそくさと帰ってきてしまいました。ああーでもでも、やっぱいいなあ、弦楽器。トリオもいいけど、デュオでいいからアンサンブルしたいなあ~!!

「とっても素敵でした、また合わせてクダサイ!」とメールでご挨拶。前に座りすぎて恥ずかしくなったから帰りました、と正直に謝ってみましたところ、

「どこに座ってらしたんですか? わからなかったです。」

マジかーーwww 舞台に立っている方と目が合った気がするのは、たとえ知ってる人相手でも勘違いなのねーーー。

お休み初日、素敵な時を過ごせました。

2013年8月 4日 (日)

音楽療法

国立音楽大学夏期講習:音楽療法講座2日目

1限:集団歌唱のための伴奏法

2つめのワークショップです。先生のパワーポイントがご機嫌ナナメで、先生がお困りでした。いろんなことがあるものだよね。

2限:音楽療法のさまざま

2つめの入門講座。この講座全体を取り仕切っておられるご様子の先生直々の講座。中身もしっかりしておられます。この講座の目的。
「自分が(あるいは他の人が)行っていることが音楽療法であるか否かという不毛な対立を避け、(音楽療法の世界の)どこに位置するものなのか整理し理解する視点を持つこと。『いろんなものがあるんだ』とわかれば良い」
………ふむ。いろんなことがあるのでしょうね…音楽療法の端っこにも携わっていない私がきいても、ああ大変なんですねと言いたくなるこの言葉。音楽療法士って国家資格じゃないしなあ。

世界各国の音楽療法のDVDやCDを解説を交えながら視聴。倍音によるバイブレーションをつかったスピリチュアルで見た目アヤシゲなもの、脳の可塑性を使ったもの、手際よくたくさんのものを紹介してくださいます。最後にご紹介くださったのは、スティーゲによるコミュニティ音楽療法。対象者の所属する音楽団が音楽技能を向上させて、町の人々の憧れのブラスバンドと競演し、その結果、町の人々の彼らに対する偏見がとりのぞかれ、彼ら自身が住みやすい町に変わっていくというもの。はあ…ドラマみたいや。でもこんなこと、あるんや。

生きるか死ぬかの飢餓状態にあるような土地や、3.11の大震災の時に、音楽は必ずしも必要なものではないのではないかと思っていたけれど。

「震災がありましたね。あの時、現地に私たちの仲間も行きましたが、本当に音楽療法が必要になるのはこれからなんです。心の傷は時間とともに消えていくけれど、消えない人がいる。その人たちに治療が必要なんです」
「音楽」とはいわなくても、太古の昔から音とヒトとはかかわりがある。なんていうんだろ…なんつか、音楽の意味とか是非とか効果とか、そんなことを私が考えなくてもいいのだな。必要とする人に在れば良いのだな。うん、……来て良かったな。

それから、人。オモロイ先生にいっぱい会えてよかったな。自分の音楽を貫き通し、目線を下げることなく対象者と交わる先生、心からよりそい語りかける先生。それぞれに音楽も違っていて、意味があって…。うん、なんか、うまく言葉にできないけど、「こういう勉強をしました」と言い切れないけれども、なんか、フィルター増えた気がする。

3限は、ダウン症の障害を持つドラマー、タケオさんによるライブ。シメもジャンベだあ。いいなあ、気持ちいい。

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購買のテラスからの眺め。よくここで行き交う人を見ながらボーっとしてました。

なんとも贅沢な2日間。学べる環境にあることに心から感謝して、帰宅。
私にできることって小さなことかもしれないけど、でも明日からまたレッスンがんばろ。うし。

2013年8月 3日 (土)

再び東京

国立音楽大学夏期講習:音楽療法1日目

夜行バスに乗って再び東京へ。いずれ音楽療法士に…などという気持ちはまったく持っていないけど、音楽療法の現場で何をしていて、どういう成果があるのか、知りたい。今はまだうまく書けないけど、私が思っている教室の在り方に関係あるような気がする。

1限、ワークショップ「即興で遊ぶ」片岡祐介先生(マリンバ奏者、打楽器奏者)

DVDを3つほど。2つめのDVDが面白かったです。「高齢者施設に音楽家を投入するとどうなるか」という、「アニマルセラピー的な実験」だそう。ここでの先生は音楽療法をまったく行っておらず、単に好きな音楽を勝手に奏でているだけ。しかも打楽器だけ。このシュールな様子を高齢者の皆さんは不審な目で見ている。うるさそうにしている人もいる。また別の日は高齢者の方々にも楽器を持って、叩いてもらっていた。みんなとても楽しそうに。回を重ねていくごとに、反応に変化がみられるそう。セッションごとに高齢者の脳波を調べたりするそうだが、数値に大きな変化はみられないものの、介護者が「反応がよくなった」と感じるそうです。

何が面白いって、先生のトンガリっぷり。
「僕は楽しく音楽ができればいいですから」と、あくまで自分の好きな音楽を好きなように演奏するだけの姿勢を崩されません。あるおばあさんは民謡がお好きで、先生の音楽に抗うかのように大声で民謡をがなりたてていたそうですが、「僕は民謡はしたくないんで、やりません」と言い切る! 潔すぎる!! しかし回を重ねるごとに、お互いがマッチしてくるんだそうです。ほえー。

実際に即興をしてみます。打楽器がわんさか並んでます。うほーー触りたい触りたい!!先生直伝、即興の極意!
1.やりたくなかったらやらない(ホントに嫌な音がするから)
2.疲れたら休む
3.(誤解を生むかもしれないが)人の音をきかなくていい→聞かなきゃ、聞かなきゃを捨てる。
4.常に自分を勘定に入れる(自分がやっていることを認識する)

Ryoho
打楽器持ってウロウロ~…あんまり楽器がわからんなあ。

残りの質疑応答は、楽器の使い方講座になったりして。ジャンベ、コンガ、いろいろに教えて頂きました。「トライアングルなめんなよ」とか。面白かったあー。

2限:「音楽療法とは何か」音楽療法のプログラムの理論と実践

入門講座でございます。もっともスタンダードな音楽療法のプログラムの組み方を解説、実践していただきます。指導案を見ながら実際にやってみるような感じ。リトミックと同じく、先生の手腕が問われます。ただ、一人一人症状も違えば抱える問題も大きく違うでしょうし、グループであっても1組ごとに特色が大きく変わるのでしょう。よりたくさんの引き出しと、シビアに人を見る目が必要になるんだろうな。そのような技も拝見し…ホントすごいです。

3限:講演

1日目、終了~~!!! お友だちのおうちにお呼ばれですので、大急ぎで移動、移動! お友だちのおうちは…おおっと! こんなことに!!

Nakameguro01
ここはどこ? 東京? 徳島? 高知?

Naakmeguro02
鳴り物ホンモノ! テンションあがるーー!!

もうこのさい、どこだってええわーーー!!!w
打楽器フルな一日でした。

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