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2012年9月24日 (月)

発表会を終えて思うこと

発表会関係のエントリが続いていますが…これで最後。自分の思った事をつらつらと綴ります。毎年感じること、今年気付いたこと、いろいろ書いちゃう。

音大在学中からなんだかんだで毎年行ってきた、発表会。今年はなんといっても中学生以上の方のご参加が多かった事が印象的でした。

今までは、中学進学時に学年に一人くらいはやめずに続けてくださる方がいて、その中でも発表会にも出るほど積極的に練習できるのは、そんなにはおられませんでした。今年はほぼ全員が進学しても続けてくださり、さらにその中の半数ほどの方が発表会にご参加くださいました。

時間は自分で作るもの。部活に塾に忙しい毎日の時間を漫然と流されるだけでなく、眠くても疲れていてもレッスンに来て、少しでも上達していく姿に、毎週感心させられると同時に、「アタシもがんばらな!!!」と襟を正しました。

中学生さんだけではありません。幼稚園の子、小学生さん、みんなそれぞれ、ピアノ以外にたくさんやらねばならないことがあります。遊ぶ時間もとっても大切。でも今は、ピアノに向かう時間を多めにとってね。

そして迎えた本番。緊張した面持ちの生徒さんに「がんばって」と小さく声をかけて背中を押します。

広い舞台にたった一人。スポットライトを浴び、たくさんの人が見守る中、暗譜で演奏。緊張しないはずがありません。この日の、たった数分のために、何十時間もの練習を重ねてきたのです。1度きり。消しゴム、やり直しはありません。厳しい世界。

演奏を終わりお辞儀をして、舞台袖に向かって帰るとき、袖で待っている私と目が合います。その時の笑顔の素敵なこと! やり遂げた充足感、達成感に満ち、輝く顔。これを見られるのが私の特権。ずっとずっと、見てたよ。つらかったこと、しんどかったこと、だけどすっごくがんばって乗り越えたこと、ぜんぶ知ってるよ。

弾く喜び、弾けるようになるまでの努力と、その努力が花咲き実になる達成感、感じてもらえたかなあ。

同時に、聴く喜びも感じて欲しいと思っています。私の身は1つしかないので、舞台周りと弾く人のサポートで精一杯。客席はどうだったのでしょうか。

今年は撮影のお手伝いとともに、プログラム構成と舞台進行を客席から客観的に見て、会場内の様子も見ていただくお役目を、お友達のピアノの先生、米田先生(カエルノピクルスキーさん)にお願いしました。静かにするようにと注意を受けたアナタ、あのおねいさんは、ただの口うるさいお節介な人ではありませんよ~。反省するように(-_-X)

来年2013年の発表会は9月15日です。米田先生から報告を受け、先生としての私の新たな課題が見つかりました。それは、生徒さん自身だけでなく、ご家族の皆さんにもピアノに興味を持っていただくこと。「聴く喜び」を、会場に集まった人全員に感じてもらいたい。そのために何ができるのか。試行錯誤しながら次の発表会を迎えたいと思っています。何ができるかな。こんなん書いてしもたら逃げられへんな。今、気がついただけで、まだ何も見えていないんです。何もできないかもしれないけど、でも、考えること、試みることはやめないぞ。

また来年、アゼリア大正ホールで、新たな仲間とともに、お目にかかりましょお♪

2012年発表会プログラム

プログラムを載せておきまっす。ホームページに更新しろって話ですが、まあここに。演奏者名省略。

2012年Piano Concert

第1部
1.メヌエット(ボッケリーニ)
2.小さなワルツ(ストリーボッグ)
3.スケーターズワルツ(ワルトトイフェル)
4.別れ(ブルグミュラー)
5.荒野のバラ(ランゲ)
6.ゴリウォグのケークウォーク(抜粋)(ドビュッシー)
7.ジュピターの主題(ホルスト)
8.小犬のワルツ(ショパン)

第2部
1.BELIEVE(杉本竜一)
2.おおブレネリ(スイス民謡)、おもちゃのチャチャチャ(越部信義)
3.アラベスク(ブルグミュラー)
4.すみれ(ストリーボッグ)
5.タランテラ(ブルグミュラー)
6.カノン(パッヘルベル)
7.スティリアンヌ(ブルグミュラー)
8.トルコ行進曲(ベートーヴェン)
9.つむぎ歌(エルメンライヒ)
10.人形の夢と目覚め(エステン)
11.エリーゼのために(ベートーヴェン)
☆ここからピアノ連弾☆
12.マル・マル・モリ・モリ!(宮下浩司)
13.アメイジング・グレイス(イギリス民謡)
14.魂之舞(女子十二楽坊)
15.ジュピター(ホルスト)

第3部
1.ビビディ・バビディ・ブー(鍵盤ハーモニカ合奏)
☆ここからピアノ独奏☆
2.イェイ!イェイ!イェイ!(プリキュア)
3.いつか王子様が(白雪姫)
4.君をのせて(天空の城ラピュタ)
5.夢はひそかに(シンデレラ)
6.彼こそが海賊
7.美女と野獣
8.Oh! Yeah!(嵐)
☆ここから連弾☆
9.小さな世界
10.ミッキーマウス・マーチ、星に願いを(ピノキオ)
11.さんぽ(となりのトトロ)
12.ホールニューワールド(アラジン)
13.海の見える街(魔女の宅急便)
14.Lotus(嵐)
15.Face Down(嵐)

第4部
1.秋のメドレー(トーンチャイム)
☆ここからピアノ独奏☆
2.エチュードアレグロ(中田喜直)
3.アイネ・クライネ・ナハトムジーク(モーツァルト)
4.蝶々(ゲール)
5.雨の日のふんすい(ギロック)
6.トルコ風ロンド(ブルグミュラー)
7.アラベスク第1番(ドビュッシー)
8.トルコ行進曲(モーツァルト)
9.渚のアデリーヌ(リチャード・クレイダーマン)
10.乙女の祈り(バダジェフスカ)
11.メランコリー(コンコーネ)
12.自由(女子十二楽坊)
13.花の歌(ランゲ)
14.奏(スキマスイッチ)
15.愛の夢第3番(リスト)

2012年9月23日 (日)

終了報告

おかげさまで今年の発表会も無事に終わりました。

ホッとしすぎて、集合写真の私の目はすべて糸目で超垂れ目です。ちー。ちょっと気を抜くのが早かった…まあ、一生懸命開いても目が小さくて垂れ目なのは変わらないけどねっ。

2012
うまく写真におさまるように、並んでもらっているところ。

お顔が判別できないように小さめのお写真です。気を抜くと、手を握られたり、背中に乗られたりしてしまう私…この時も手をとられてますww 発表会じたいも、こんな雰囲気かなぁ。楽しんで、でも、本気出して挑む場であって欲しいです。何よりもこの日に至るまでの過程が大切です。

来年は9月15日でっす! 日曜日でっす! 同じ、アゼリア大正ホールでっす! 新しいスケジュール帳をお求めになりましたら、真っ先にご記入ください。

2012年9月22日 (土)

行くぜ行くぜ行くぜ!

発表会!!!

いよいよ当日迎えました! どうするよー当日だよー当日だぜぇ? 迎えちゃったぜぇ?

ホールの使用許諾書が届きませんでした…どういう事だ。提示しないと入れてもらえないシステムなのです。まだ大阪市が握っているのか? 妨害か?
ううん大丈夫、私なら顔パスさっ!(v^ー゜)

ではのちほど、ホールで!

年に一度の発表会、楽しみまっしょーーーお!(≧∇≦)

2012年9月17日 (月)

2012年10月のレッスン

2012年10月のレッスン

8~10日、29~31日は、お休みです。

昨日、ソニープラザに行ったら、店内がハロウィングッズでいっぱいでした。はっやーー!! まだ9月半ばなのにね。なぜソニプラなのかは…22日にワカルかなっ。発表会まであとちょっと。今年も、あとちょっと。ラストスパート!

2012年9月15日 (土)

柔の道

ヒトは五感の中で「視覚」をもっとも良く使う生き物だそうで。私も日常生活では視覚に頼る割合が多いです。たまに聴覚優位と言われる事もあります。音楽に関して、ではなく、日常生活において聴覚を使って情報を得る事が人様より多いらしいです。

私が一番使わないのは嗅覚。幼少の頃から慢性アレルギー性鼻炎などでお鼻周りがよろしくなく、ニオイの記憶に著しく欠けます。顕著な例を挙げると、カビ。大学生の時に両親が海外旅行で買ってきたナッツの香りが怪しかったのです。(もしかして、これが『カビのニオイ』か? 中ったらカビってことか?)と思いながら、結構な量を食べてみたところ、見事アタッたというわけです。学習の結果、カビのニオイには敏感になりました。

いいニオイは好きなんだけどな~。香水を嗅ぐのも好き。でも、香水はつけすぎそうだし、使う自信が無い。

そこで柔軟剤。レノア初メキシコダウニー経由、ソフランなども途中下車しつつ、現在地はフレアフレグランス。3香揃っておりますが、一番のお気に入りはフルーティフレッシュ。柑橘系の爽やかな香りの後に、甘い香りが残ります。

柔軟剤のフタを開ける時に、くんくん。
すすぎの時に、一時停止を押してじっくり染込ませ、洗濯機のフタを開けると、ほら!!

「んっはーーーーいいニオイ~~~」

干しているときも、くんくん、んっはーー
取り入れるときも、くんくん、んっはーーー
畳みながらも、くんくん、んっはーーーー。

で、トーンチャイムの練習。楽器を握る手が、どうしても汗だくに。ミュージックベルをサビサビにしちゃった反省からも、タオル必携。今日のタオルもふわっふわやで。
「えーーなんで? 洗濯の仕方に秘密があるとか?」ううん、柔軟剤。柔軟剤が違うねん!←あごを気持ち斜め上に、上から目線で

「ああーー!!! ふわふわやし、いいニオイ~」せやろ?←あごをさらに斜め上に

柔軟剤で検索してみると、ブレンドだとか、場所や気分によって変えるとか、その道を究めた猛者のあくなき挑戦を垣間見ることができます。恐るべし柔軟剤道。柔の道は奥が深うございます。そんなことまで出来へんわ。

明日のリハーサルの後も、練習があります。明日のタオルは何のニオイかな~。明日もがんばろーお。

2012年9月11日 (火)

悪巧み

おばけママさんが遊びに来てくださいました。「悪巧みするけど、来ない?」とお誘いすると、カエルノピクルスキーさんも来てくださいました。日替わり丼C(マグロとホタテと甘エビ)が人気でした。私はA(マグロと鯛)。鯛好きやねん。

12月2日(日)午後、北新地辺りで何かが起こります。キーワードは「音楽」、そして「ゆる」「甘」。

詳細は後日。ピアノ好きな大人の方、必見!

2012年9月10日 (月)

教室リハーサル

発表会まで、もう2週間ありません。うわおっ。

恒例の1週間前リハーサルを行います。ご希望の時間が決まればご連絡ください。連弾する方は連弾のお相手さんと同じ時間に、お越しください。

9月16日(日)、下記のいずれかの時間
 1.10:00~11:00
 2.11:30~12:30
 3.13:00~14:00
 4.14:30~16:00

10時スタートの枠が埋まりつつあります。お早めにご連絡くださいね。

2012年9月 8日 (土)

夏の思い出

発表会の準備と指導に追われる毎日です。今日はプログラムが出来上がりましたよ。でも、練習もしてます。してますよお~。

何を隠そう、8月下旬にレッスンを受けたのです。ブログのネタが多すぎて、書く余裕がなかったんです。決してひどい内容だったからではありません。ネタが多かったからです。まずはその思い出話を聞いてくだされ~。

そうさのう…あれはラヴェルのトリオの本番翌日じゃったかのう。師匠にメールをしたんじゃ。トリオをわざわざ聴きにきてくださってな。自分の師匠が本番に会場まで来てくださったことなぞ、今まで一度もなかったからの。たいそう嬉しく思ったんじゃ。お礼のメールの返信をもらった途端に、レッスンの予約をしてしもうたんじゃ。

ラヴェルだけじゃなくて他の曲もちゃあんと練習しておったところを、みてもらいたかったのかもしれん。他にもいろいろ、理由はあるんじゃが、1つ挙げるなら、これかのう。

練習してたとはいえ、心はラヴェルに囚われておったのか…さっぱり進まなんだ。ドビュッシーなんか、酷いもんじゃ。あんまりにも酷いもんで、持って行かなんだ。持って行かんで正解じゃ。バッハがの、こんな風に言われたんじゃ。

「だんだん良くなってきたのに、元に戻っちゃったじゃない! どうしちゃったの?!」はて…どうしちゃったんじゃろうか。わしにもわからん。

リストもな、散々じゃった。楽譜が見えんようになったのかと思うた。老眼にはまだ早いからのう。

たいして教わる事もないもんで、あっという間にレッスンが終わったんじゃ。先生も唖然としておられたわ。後悔はしとらん。行って良かったんじゃ。憑物が落ちたんじゃ。そうじゃ! 憑物じゃ!!

       ぱぱーん! 開 眼 !!゜.+:。(*☆_☆*)゜.+:。    

そして今。それからのリスト「タランテラ」の進み具合。あえて距離で言うなら、

1cmくらい。

アガリはマイル単位で先です。遠っ。

でもねでもね、こんなに遠くにあるのに、アガリが近いような気がする憑物が早めに落ちて良かったです。先生、目を覚ましてくださって本当にありがとうございます。次回伺う時は、歩みを止めずに進歩します。身の丈を知りつつ、傲慢になることなく、チマチマとアガリに向かうのだぁ。

2012年9月 5日 (水)

発表会プログラム構想

発表会のプログラム、ざざっと組みました~。私の頭の中の整理のために、書きます。

1部(今井先生の生徒さん)ピアノ独奏8曲。リハーサルのち、すぐに開演、終演後写真撮影、解散。

(2~4部出演者のリハーサル)

2部
1~11番、ピアノ独奏
12~15番、ピアノ連弾

3部
1番、鍵盤ハーモニカ合奏
2~8番、ピアノ独奏
9~15番、ピアノ連弾

4部
1番、トーンチャイム
2~16番、ピアノ独奏

2部、3部終了後休憩があります。4部終了後、写真撮影。途中入替ありません。

っっっしゃ、エクセルに打ち込みぢゃー。っっしゃーーあ!

2012年9月 1日 (土)

レポ

お友達のリサイタルを聴きに行ってきました。

心斎橋大丸ですよ。こんなトコロにこんな劇場があって、C7が入ってます。へえ~。1Fにチラシが置かれてます。大丸にチラシっすよ。すごっすごっ。

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すでに真ん中より後ろは満席です。

生徒さんとおぼしき親子さんが多い様子。皆さんマナーが良いです。もうすぐだよお、ドキドキする。

薄い紫のドレスで多恵さん登場。めっちゃ綺麗! めっちゃ綺麗!! ピアノの横に置いてあったマイクでご挨拶。小さい生徒さんに配慮して、曲目解説をしながら演奏なさいます。優しい語り口が、いつものレッスンの様子をあらわしているよう。モーツァルトも、語り口調と同じように優しい音色が広がります。多恵さんが練習曲の中で一番好きとおっしゃっていたドビュッシーの「組み合わされたアルペッジョのための」は、お話の通りに海が見え、小さい魚や大きい魚、ヒトデや蟹が顔を出します。15分の休憩後、黒のタイトなドレスに着替え、情熱のタンゴ。ピアソラのリベルタンゴが圧巻でした。うわー凄いなあー。

余韻に浸りながらホールを出ると…演奏を終えた多恵さんがお迎えくださいました。お久しぶりです!! カッコ良かったです!

「お越しくださった方に感謝の気持ちをこめて」クッキーですって。もっかい見てみて、プログラムの上。頂いたクッキーを載せてみましたよ。裏はこんなの。

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メッセージが貼られています。

開演前は、受付の近くにお兄様が、テキパキとお客様の対応にあたっておられました。終演後、花束を渡したのはきっとお母様。出口でお客様を見送ったあとに、旦那様が。とっても暖かい気持ちになる、リサイタルでした。いいなあ、いいなあ。

私も弾きたいよ~。うずうずしながら帰り、やっぱり弾いちゃう、ピアノ。明日は久しぶりに出かける用事が無い日曜。いっぱい弾くぞ~。

2012年9月のレッスン

2012年9月のレッスン

9月22日(土祝)は、アゼリア大正ホールで、発表会です。

16日は、教室でリハーサルを行います。
17日は、祝日ですがレッスンがあります。
23日~30日は、お休みです。

発表会は、9月22日(土祝)に、アゼリア大正ホールで、行います。

アゼリア大正ホールで、9月22日(土祝)に、発表会を、催します。

和音の転回形風に言いまわしてみました。日本語ってムズいよね。

なんしか、9月22日はアゼリア大正に集合! ちぇけら!

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