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2007年4月30日 (月)

ピアノ奏法の本

 相変わらずPCの調子が悪く、本来なら発表会の曲のアレンジを始めないといけないのですができず。やむを得ず練習したり読書したり。ピアノ奏法に関する本は買うだけ買って読めてない本が山積みなのですが(^^;、何となく先日店頭で衝動買いした本「永富和子著 こうすればピアノは弾けるー日本人の手のためにー」読了。

 帯に惹かれて買いました。「脱力していればピアノは弾ける? 指が独立している、とは? 中級以上ピアノ・レスナー必読!」とある。中身は、前半、後半に分かれていて、前半はテクニックとその練習方法の解説、後半は実際の曲をアナリーゼしながら実践の紹介。特筆すべきは前半のテクニック解説のLesson2の章立てがわかりやすさ。1.指づかい、2.スケール、3.アルペッジョ・・・と悩みそうなところをピンポイントで押さえているところが良い。

 しかし、どちらかというとレスナー向けというよりは、レイトスターターか、昔ピアノを習っていて、独学で再開した大人の学習者向けという感が否めない。レスナーだったらそれくらいはわかってないと教えられないでしょ、という気がするのだが、「感覚としてわかってはいるけど言葉にできない」ところを「文字にした」というところの功績は大きいと思う。各テクニックの解説は「苦手意識を取り除いて弾いてみてください」というようなくだりで終わっているものも多く、もう少し突っ込んだ内容だといいのになぁというところも無きにしもあらず。読みやすさ、わかりやすさを重視して、突っ込みすぎない軽めの内容になさったのではないかと推測。

 というわけで。「レスナー必読」とありますが、現在独学でピアノを練習している方にもぴったり。文字も大きく、言葉もわかりやすいので、あっという間に読めます。これを実践してみて、「やっぱりよくわからない」という事でしたら、どうぞお近くのピアノ教室へ。本を読むだけではなく、やはり体験してみなくてはわかりませんから。

2007年4月21日 (土)

ラ・フォル・ジュネ

 無知で知らなかったのですが、毎年東京でラ・フォル・ジュネという音楽祭が催されているそうです。昨年は当然モーツァルトとして、一昨年…ベートーヴェンやん…行きたかった…。今年もものすごく面白そう。もうチケット無いんだろうなぁ~。毎年GWは発表会の曲のアレンジなどに追われるのでこんなのにハマっている場合ではないのですが。いつか行きたい…。ていうか、大阪でもこういうの、あればいいのに! 文化の中心は完全に東京で、面白そうな講座も東京、コンサートも東京、私の師匠も東京(←これは関係ないけど)。大阪もガンバレー!

2007年4月20日 (金)

パソコンその後

 一応パソコンが復活しました。しかし完全復活とはまだ言えず…再インストールが必要なようです。

2007年4月19日 (木)

パソコンクラッシュ

 せっかくリフレッシュメンテナンスから返ってきたパソコンなのですが、クラッシュしてしまいました。何とか蘇生して只今再インストールを敢行するべくバックアップ作成中です。またもやしばらくメールチェックの頻度が落ちると思いますが、一日一度はチェックしますので、お返事はしばらくお待ち下さい。

2007年4月14日 (土)

アレクサンダー・テクニーク

 アレクサンダー・テクニークというのをご存知でしょうか。心身運用技能の研究を生理学的見地から考えた1つの方法である、と私は理解していますが、間違ってるかもしれないので、詳しくはリンク先をご覧下さい(^_^;

 ピアノは手だけではなく、全身を使って弾きます。「音楽家のための」本のみならず「ピアニストなら誰でも知っておきたいからだのこと」という本もあります。何冊か本を読み、興味を持っていたので、行ってきました! 私の手はとても小さく、オクターブがやっとで、9度の和音は普通には弾けません。速いオクターブ移動の多い曲がとても苦手です。そう話すと、アレクサンダー・テクニークの先生は、「小さいと思うことをやめなさい」と話しながら、私の右手の指を引き剥がすように、しかし繊細にそっと、1本ずつ広げられました。すると、本当に、とても楽に手が開くように感じられました。

 それからは、皆さんに脱力しながらピアノを弾く方法、姿勢を正しくするためにはどのように教えれば良いのかということなど…さまざまな事を教えていただきました。例えば、ピアノを弾く時に背中が曲がってしまう場合。「背中をまっすぐして!」と言うと、背中に余計な緊張と力が入り、すぐにまたダラリと曲がってしまいます。「そう『言う』んじゃなくて、こうやるんだよ」と実際にどうすれば楽にまっすぐにしていられるのか、言葉を使わずボディワークで教えてもらいましたが…こりゃ1日じゃ再現できませんf(^_^; でも「背中をまっすぐして」と言葉で指示すると、「無理に背中を伸ばしてかえって身体に緊張を引き起こし、負担のかかる姿勢になってしまうので、その姿勢は長くは続かない」というのはとても勉強になりました。さあどうしようかなぁ…アレクサンダーテクニークはとても奥が深いので、たった1回受講しただけでは人に教えられるようになどならないのです。むむむむむ。「脱力の方法」については、私が今まで教えていた方法とほぼ同じだったので、「間違ってなかったのねぇ~!」と喜んでます(*^^*) ただ残念なのは、会場にはピアノが無かった事。だから実際に私がピアノを弾く時の身体の動きが再現できませんでした。そして、最大の問題は、先生にピアノのご経験が無いこと。

 たった1日ではわからない世界ですが、それでも得た経験を少しでもレッスンに反映できたらいいなあと只今試行錯誤中です。みんな、突然変な事を始めても驚かないでね~。

 アレクサンダーテクニークは、ピアノに限らず、有意義なものだと思います。今日、私が教えていただいた先生の著書もありますので、近日中にオススメ図書の項目をHP上に作り、ご紹介したいと思います。お楽しみに!

2007年4月 4日 (水)

調律終了

 前回お知らせしましたとおり、調律がすみました。今回は酷かったですが、とってもいい音がしてます! 弾くなら今です、今!

 それにしても、当たり前なのですが、アコースティックピアノはメンテナンスが大切ですね。今度は発表会前にもう1度お願いしようかと思っています。

 今回、調律師さんにご協力いただいて、グランドピアノの中身を撮影しました。近いうちにグランドピアノの中の構造と音の鳴るしくみを写真でアップロードできたらいいなあと思ってます。近いうちに…どれくらい近いか…乞うご期待(^_^;

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