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2006年10月29日 (日)

子どもの本フェスティバル

 「たにぞうのあそびコンサート」目当てで行ってきました。面白かったぁ! NHKの「お母さんと一緒の体操「のお兄さんとして有名になった佐藤弘道さんが出演されてる「リカルデントガム」の宣伝の振り付けも作ったそうです。 中川ひろたかさんの「ぼくのつくった歌と絵本」という催しもあり、それも見たけれど、私は、たにぞうさんの方が楽しかった~。

 お二人の絵本やCDも即売されていたけれど、CD付の本だけは買わないぞ(高いから)! 思っていたのに…クリスマス会に使えそうなのが1冊あり、CD付にもかかわらず、購入してしまいました…。幼稚園クラスのゲームにアレンジして使っちゃいそうなので何の本かは内緒。その場で買うとサインと握手をしてもらえるので、中川さんのサインを貰い、さらにその辺をぶらぶらしてらした、たにぞうさんを無理矢理捕まえ、サインまで貰っちゃった! 「この絵、書いちゃダメって医者には言われてるんだけど」と言いながら象さんのお尻のイラスト付。二人揃ってのサイン本ってそうはないんじゃないかな~? へっへっへ~ヤフオクで売れるかな~(嘘)。

 「自然とふれあう子ども教室」では、木の枝を使ってこんなのを作りました。

Kotori

あらかじめ、木を顔のパーツ、身体のパーツ、とそれぞれに
切って置いて下さっているので、それをボンドで貼り付けるだけ。
すごく簡単で、小さなお子さんでもすぐに作れます。

 面白そうな絵本もたくさんあったけど、それは我慢。そのうち増やそう。とか言いながら「のだめカンタービレ」が並び始めたりして…(^_^;。ネタ集めとおぼしき保育士さん、幼稚園講師さんらしき方たちもおられましたが、でもやっぱり、こういうのは、やっぱり家族で行くのがいいですね~。

2006年10月28日 (土)

季節はめぐり…

 クリスマス会のご案内を配布しています。「お手紙があるよ」と一人一人見せながら説明すると「ええーっ、早っ!」と言われます…そう、この前発表会だったのに、もうそんな時期なんだねぇ…。参加人数が決まらないと、時間割とプログラムが決まらないので、早めですがお渡ししています。

 クリスマス会の内容は、ミニコンサート(参加者全員に独奏してもらいます。クリスマスの曲、冬の曲、好きな曲、何でもOK)、ゲーム大会(内容はお楽しみに!)です。即興アンサンブルもするかも…? まだ企画は検討中です~。いつもの教室で開催しますので、会場が狭く、保護者の方にご見学頂けないのが残念ですが…。

 基本的に幼稚園・保育園の部、小学校低学年の部、小学校高学年以上の部、と年齢順に何回かにわけて開催します。同じくらいの年齢の人たちと一緒なので、学校やクラスが違っても、一緒にゲームをしたりしていると、お友達になれて、楽しいですよ。日にちは12月24日(日)です。時間は参加人数によって決まりますので、後日お知らせします。年齢の低い子から順に行いますので、幼稚園・保育園の部は午前中開催になると思います。日曜日開催のうえ、もろクリスマスイヴ。その上、連休じゃなかったかな…。ちょっと参加しにくい日取りかもしれませんが、是非ご参加ください。

 で。早速、弾きたい曲が決まった子が2人。「ポケモンのオープニングの歌」と「水戸黄門のオープニングの歌」。  ……クリスマス…まったく関係なし……_| ̄|○ しかも「水戸黄門」って(^_^; 「なんか好きやねん、あの曲」。そうか…好きなのか…なら仕方が無いね…小学4年生女子にしてはなかなか渋い感性。大切にさせていただきましょう、その気持ち。せんせい、アレンジ頑張るわ!

2006年10月20日 (金)

招待コンサート

 友人がダンサーとして出演するから、とチケットをくれたので、観にいった。チラシを見ても「何すんのかよくわかんないな…」と思っていたのだが、要はシャンソン歌手のコンサート。2部構成なんだけど、すごいのは1部が「歌芝居」と題されていて、お話になっているところ。2部は普通のコンサート。こっちのダンス、カッコよかったよ!あっこちゃん(私信)。

 バックバンドはギター・グランドピアノ・ベース、ドラム、キーボード、ゲストに津軽三味線。1部は…何というか…ホントーに思うがままに作ってみはったんやな~という感じ。感情と臨場感、たっぷり。どの曲もとても大切な宝物なんだ、という気持ちがいっぱい。構成は、台詞だけでまったく動きも伴奏もないところもあり、レチタティーヴォのような伴奏と歌があり(シャンソンはもともとこういう風に歌う曲があるんだろうと思う…聴かないから知らないけど…)、ここをレチタティーヴォだと思えば、1曲歌うところはアリアのようであり、さながら「オペラ・コミック」といったところ。そういえばオペラの発祥は「ジングシュピール(歌芝居)」から…とかなんか大昔にレポートで書いたような気が。

 途中で日舞もあり、最初の踊りがワルツ風の3拍子ですごく驚いた。日舞で3拍子ってあるのかな? 日舞も未知の世界なのでよくわかんないんだけど。

  2部は普通のライヴ形式。途中、津軽三味線のソロあり。これが…なんでPA通しちゃったの? という気がするんだけど…私だけ? 津軽三味線のパワーと厚生年金のあのホールの音響なら、生の音でも十分響くと思うんだけど…無理だったのかな。生の音が聴きたかったなあ…。

 今回のとは関係ないけど、ピアノの発表会で「ピアノ独奏の時はPAはどうしますか?」と聞かれたことがある。「は? いりませんけど?」と不思議そうにしてたら「ピアノ独奏の時もPA通してくださいって言われる先生もおわれるので」って。ふうーん…何で?

 ま、それはともかく。いろいろ面白かったです! 歌はもちろん、上手かったよ~。

accoコンサート2006
1部:歌芝居:浪花遊女物語
2部:唄に託して
It do'nt mean a thing、OLDIES MEDLEY
津軽じょんがら節、朝日のあたる家
Kennedy Rose、赤いくつ、月の砂漠、故郷、ひとさし指のシャボン玉

2006年10月17日 (火)

泣き虫さん卒業!

 何度か登場している泣き虫さん、実はいつもはお姉ちゃんと続きの時間で、レッスンしている。同時にレッスンはしないんだけど、常に二人いるわけです。しかし今日は何と、いつものレッスン日に用事があるとかで、たった一人でレッスン! せんせい、もうドキドキ…。

 しかし、すっと教室の扉を開けて、「こんにちは!」としっかり、せんせいの目を見てご挨拶。ちゃんと自分で用意して、「よろしくおねがいします」とピアノに座る。課題もきちんとやってきて、新しい事を学ぶときも興味を持って楽しんでいる様子。「こんなのできなーい!」というシーンもあったけど、すぐに自分で気持ちを変えて、自らチャレンジして乗り越える。妙な甘えも出てこない。せんせいの手出しは不要だった。緊張している様子もなく、ずっとご機嫌。そしてそして…最後まで、ついに涙が一粒も出なかった!

 先週感じた手ごたえは、本物だったんだな~。何だか感激。きっとこれから、難しくなったらまた泣いちゃったりすることもあるだろうけれど、「レッスンを受ける姿勢」ができてきたように思えるし、私に対する信頼もできてきたのかもしれない(だと嬉しいなっ希望的観測)。「お姉ちゃんがいなくてもできた」という自信もできただろうし。

 ホントに最初の一歩に、すーっごく時間がかかったけれど、子どもから目を離さずに、何を考えているのか、何故泣くのか、よく見てよく考えて、心を開いて接していれば、伝わるものなんだな~。

 こういう子はたぶん極端なような気がするので、これからは、おふざけが過ぎないように気をつけなくちゃ、です。せんせい自身も、なついてくれたらつい嬉しくなっちゃったりするんだけど、適度な距離とルールがないとレッスンはできないので、なあなあにならないように気を引き締めなくちゃ。でも嬉しい(*^^*) これからも楽しくレッスンしようね~。

2006年10月15日 (日)

ブラスバンド

 区民祭りの出し物の、区内の中学校高校のブラスバンド大会を聴きに行った。生徒が一人、ブラスバンド部に入っているので応援(って聴いてるだけだけど)に行ってきたのだ。

 生徒の学校のブラスバンド部の人数は結構多め。区内の学校のブラスバンド人口は増えつつあるんだそうで。へえ~そうなのか~。その学校は特に厳しいのか、毎日部活があって、最初のクラブ説明会の時に「忙しいクラブだから、他の習い事は全部諦めてください」と言われるんだそうで。そんな中でも隔週だけどピアノのレッスンに通ってきてくれてるし、ちゃんと練習もしてきてくれる。さすがに発表会には出られないけど、両立してえらいな~と感心してました。舞台の上でも演奏前はずっと笑顔。本当に音楽が好きなんだな~。でも自分のソロパートは緊張してたみたい。すぐ顔に出るからわかっちゃう(笑)。

 受験生なのでもうすぐ引退。高校もブラスバンド部のさかんなところに進んで、続けられたらいいのにね~。昨日とはうってかわって、心温まる微笑ましい演奏でした。

2006年10月14日 (土)

生ヴァイオリン!

 たまたまチケットを頂いたので、前橋汀子さんのヴァイオリンのコンサートに友人と共に行った。生ヴァイオリン、久しぶり!

 最初のモーツァルト、何だか音が良くない…モーツァルトはどこまでも美しい音色で最後に「とろっ」と溶けるようなフレーズ感で、というのが、上手く説明できないが私の理想で。ピアノ伴奏の方は素晴しかったのだが…。

 次のベートーヴェンのソナタ「クロイツェル」、実は生演奏で全曲聴くのは初めて(^_^; いやー聴き応えありました。そして何と、モーツァルトのソナタもこれも、ヴァイオリン暗譜! すっごい! そしてピアノとの息もピッタリあって、ピアノもヴァイオリンも全然危なげが無い。「これでもうお腹いっぱいやな~。もうアンコール始まりそうな気分」と友人と笑っていた。

 休憩後、ドヴォルザークの小品を2曲、そしてヴィターリのシャコンヌ。うーんこれもすごい。でもあんまりバロックって感じがしないのは何故(^_^; 「あれだけメロディとリズムが変わるのに、テンポを思いっきり動かして、それでもピアノの人が普通についてきててすごい」と友人。うん、私もそう思った~。

 あとはクライスラーの小品を5曲。どれも有名なものばかりでこれだけで「昼下がりのアフタヌーンコンサート」ができそうな感じ。しかし前のヴィターリのあたりから、ヴァイオリンがやっと鳴り出したようで、すごく音色が綺麗! アンコールは5曲も弾いてくれて、何の曲だったかな…うわあもう忘れてる(^_^; まあとにかく、その時の音色が一番素晴しかったように思う。超絶技巧のヴァイオリンテクを見せてもらうのも悪くないのだが、やはり音色でうっとりさせて欲しい。

 「それにしてもやっぱりよく動く人やな~」というのが友人の感想。前橋さんのついでに言うと、本当にお若い! 白の可愛いドレスが似合うなんて卑怯だ…。全体を通して感じたのは、モーツァルトとベートーヴェンとヴィターリの違いがあまり無かった事が不満かな…。「ベートーヴェンの時、もっとピアノの人もベートーヴェンちっくに弾けば良かったと思わない?」と友人に話すと「いや、あのヴァイオリンでピアノまで頑張っちゃったら濃すぎて疲れると思う」むーなるほど。確かにヴァイオリンとピアノのバランスは常に素晴しく、練りこんだ演奏だった。

 友人はヴァイオリンも少し弾けるので「モーツァルトの時、楽器の調子よくなかったんじゃないかな~?やたらと楽器を覗き込んでなかった?」うーん…覚えてない。でもノイズ多かったし音は綺麗じゃなかった。最後に行けば行くほど楽器が歌いだしたように思うので、そうなのかも。リハが押してて、座席へ入れる時間が遅くなっていたこともあり、「楽器調子悪くて弦張り替えてはったんじゃない?」と友人。うむ、納得。マイヴァイオリンでもいろいろあるのね。アコースティックな楽器は大変だ。

 久々の生ヴァイオリンで大満足。充実してました~。

本日の演奏:前橋汀子アフタヌーン・コンサート(ピアノ:加藤洋之)
モーツァルト:ヴァイオリンソナタ25番 G-dur K.301
ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ9番 As-dur op.47 「クロイツェル」
ドヴォルザーク:わが母の教え給いし歌、スラブ舞曲op.72-2
ヴィターリ:シャコンヌ g-moll
クライスラー:中国の太鼓、愛の喜び、愛の悲しみ、美しきロスマリン、ジプシーの女

会場:神戸松方ホール

2006年10月13日 (金)

合格!

 小犬のワルツで頑張っていた人が、ヤマハ6級グレードテストに見事オールAで合格! 残念ながら(?)小犬のワルツは当たらなかったそうですが。私は絶対当てられると思ったんだけどな~指が転んだらおしまい、のような気がして楽そうなのに。わずか1ヶ月ほどの準備期間にもかかわらず、実力で合格。本人もとっても喜んでました。

2006年10月12日 (木)

泣き虫さんの宿題の行方

 先週、作曲の宿題を出した泣き虫さんのお話の続き。今日はどうなるかなと思いつつ、レッスン開始。ソルフェージュとピアノの本が2冊ある。「どっちからする?」「こっち」とピアノの本を指差す。たいてい返事なんかしないで完全無視して遊び弾きが始まるのに、さっさと自分で開けて、弾き始めた(@_@) あれま何と意外な。最後の段を、ちょっと失敗したので説明して、やり直し。すぐ理解し、すんなり応じて、全部上手に弾けた。ありゃ。最初の頃は「もう弾いた!1回弾いたもん!」と絶対弾いてくれなかったのに。最近は、すっごい不平不満を言いながら何とか弾いてくれてたけど。今日は文句1つ言わなかった。むしろ「そうかあ」って感じで、納得しながら弾いてた。

 さて、次のページをめくる。タイがたくさん出てくる曲なので「次は、タイがいっぱい泳いでるよ~」と言いながら、そ~っとめくる。「ほら!何匹?」飛びついて、一所懸命数える。「4つ!」「そうね~いっぱいいるね~」うわおー次への導入も抵抗無し? すっごーい。「お歌歌ってみる? もう弾いてみちゃう?」「ドレミで歌う~」ドレミ唱はすんなり上手に出来たので、「じゃあ、弾いてみようか」「いやっ!」ああ~ここで涙目かぁ~。残念。「ここまでは? ここだけだったら?」探り探り、弾く気になるところを探す。私がはずしたくないのはもちろんタイのところ。ちょっと泣いても、新しい課題を全然弾かずに帰らすわけにはいかない。しかもそんなに泣いてない。とりあえず泣いて見せてるだけと見えたので、思い切って押し続けたら、半泣きになりながらも、何とか弾いてくれた。弾き終わったら涙がこぼれ落ちそうに。涙はそうでもないけど「嫌」を連発し始めたので、ここで打ち止め。「ほらほら、ティッシュで涙を拭いておいでよ」「いいもん。拭かなくても。」「涙があったままだったら、おかしな顔になっちゃうよ」「鏡で見てくる~」と教室の外の姿見で自分の顔チェック(笑)。涙があることを確認して、ティッシュで拭いてた。その後は、ご機嫌でテスト。100点で大満足で、お調子に乗ってでたらめに歌なんか歌ったりして。

 習い始めて約半年。もともと人見知り、場所見知りのすっごく激しい子で、幼稚園でも固まって動かなくなる事がしょっちゅうあるとか。だから最初は教室に入る1歩がダメだったり、本を出すのもダメだったり、寝転んじゃって起き上がらなくなったり隅っこで動かなくなったり。私との距離も遠かったし、返事もしないことも多かった。私との関係を、彼女なりにどう捉えて構築しようか考えていたんではないかな(考えすぎかなぁ?)。

 今日も結局全部の課題はできなかったんだけど、普通のレッスンをした!って感じ。遊び弾きも一切無く、「作曲の宿題」を聴くことはなかった。最後に「弾く?」って聴いたけど、早くテストがしたかったようで、「もういい~」って。

 少しずつだけど、いろんな事が伝わってる感じがする。最後まで泣かずにレッスンできる日も、近くなってきたかも(^^)

2006年10月11日 (水)

大人のレッスン

 ご近所の主婦の方お二人続けて、優雅な昼下がりレッスン。お一人は発表会でトリを飾ってくださる実力派。お仕事がお忙しく、2ヶ月ぶりのレッスンだったので、積もる話もあり、30分会話で潰してしまいました(^_^; まだ曲の初回だし、お忙しいとお聞きしてたから、そんなに時間はいらないかな~と思いつつも1時間枠とってて良かった…。

 続きのもうお一人は、今月ご入会の初心者の方。「楽譜を見て何でも弾けるようになりたい」というご希望なので、大人の初心者の方には、始めは理屈は抜きで、コード奏法など、読譜に頼らないようなもの、かつ知ってる曲を弾いてもらいながら読譜にもゆっくり慣れてもらうような形ですすめる事が多いのだけど、それはやめておいて。私が数冊選んだ教本からご本人が選ばれたのが「バイエル」。「バイエルって、有名なんですよね」だって。私は子どもさんにはあまりバイエルは使わないけれど、嫌いではないので大歓迎。

 一家で習ってくださってるパパさんや、他にも趣味の大人の方が増えてきました。いい感じ~。発表会は子どもが多い上に会場も大きいので、大人の方は正直ちょっと出演しにくいと思う。こじんまりとしたサロンなんかで、一人ずつ演奏をして、その後お茶をしながらみんなで楽しくお話しをするような大人の発表会をしたいなあと思っていたのですが…いつかできるかな?

2006年10月10日 (火)

ニュース「楽器演奏上達の鍵」

昨日のニュースなのですが。このような記事が。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061009-00000014-mai-soci

 いずれ消えちゃうだろうから、簡単に説明すると、東京大とカナダ・クイーンズ大の共同チームが実験で、運動や楽器演奏で同時に両腕を動かすことを学習する場合、片腕ずつ練習してもさほど上達が見込めないことを見つけたのだそうで。

えーい、面倒ぢゃ! あと、引用させて貰います!

 左腕に一定の力を加えて動かしづらくしたうえで、動く標的に左腕、あるいは両腕を伸ばして触る実験を繰り返し、効果的な学習の手法を調べた。その結果、左腕だけを使い標的を触れるようになった後、右腕も同時に動かすと、左腕の成績は7割まで落ちた。順番を逆にして、両腕を動かしながら左腕で標的に触れるようになった後、左腕だけを使うと、同様に7割の能力しか発揮できなかった。この傾向は利き腕に関係なく見られた。
 研究チームは、片腕だけを動かして覚える時と、両腕を動かしながら覚える時の脳の働き方が違うと推定。片腕ずつ技術を身に着けていく練習では100%の力を発揮できない可能性がある、と分析した。左腕だけを使い標的を触れるようになった後、右腕も同時に動かすと、左腕の成績は7割まで落ちた。順番を逆にして、両腕を動かしながら左腕で標的に触れるようになった後、左腕だけを使うと、同様に7割の能力しか発揮できなかった。この傾向は利き腕に関係なく見られた。
 研究チームは、片腕だけを動かして覚える時と、両腕を動かしながら覚える時の脳の働き方が違うと推定。片腕ずつ技術を身に着けていく練習では100%の力を発揮できない可能性がある、と分析した。

と、ここまで引用です。(Yahoo!ニュース毎日新聞より、元村有希子さんの記事です)

 むむむむむ…ピアノに置きかえたら…子どもには当然、「最初は片手ずつ、なれたら両手で」って、たいていの先生は教えておられると思うのですが…だっていきなり両手なんて無理だもん。ある程度上達したらいきなり両手で弾くけど。

 「片手ずつ練習するにしてももう片方も動かしているイメージを常に持ち続けると効果的」と東大の助教授さんはおっしゃっておられるようですが…むむむ。子どもにはできないような…常にビートを叩くように指導するとか…? 指を動かしてるわけじゃないから、それはまた違う…? うーーん。どう解釈すればいいのでしょう、このニュース。片手ずつ弾いてる期間なんてほんの少しで、すぐ両手で弾くから、気にしなくてもいいのかしら。だったら「上達の鍵」も何も無いし…うーん。

2006年10月 9日 (月)

楽譜作成ソフト

 愛用の楽譜作成ソフトFinale。愛用はしているのだけど、我流で使ってるので知らない機能がいーっぱい。実は指番号の入力方法、知らなかった(^_^; レッスンで使うときは、一緒に指番号を考えたりするのでわざわざ書かないから。そしてさらに、歌詞の2番をどうやって入れるのかも知らなかった。などなど…細かいことを書けばキリがない。そもそも、取り説なんかロクに見もせず、勘だけで使ってるのがいけない。もうこれ以上は取り説見なきゃできないのね…と諦め、PDFの見難い取り説を開く。これが意外にしっかりしてて(失礼)、結構読めばわかる。わからないところもあるけれど、そこはキアイで。何でキアイなのかはよくわからないけど、キアイで何故か何とかなるのが不思議。「たぶんこれやろ、うりゃっ!」とかやると、できたりするんだな~(^_^;

 しかしまたここで問題発生。これをPDFファイルにすると、何故か線が濃くなる…指番号が五線のところに重なってたら、読めないんじゃないかな。なんでだろう…。これはどっちの取り説にも書いてないだろうな…。

 でもま、こうやって地道にスキルアップしていけば、みんなにも、もっと見やすい楽譜を作れるようになるはず! 頑張ろう~!

2006年10月 8日 (日)

モノ作り

 フェリシモさんのプチ講座がお蔭様で評判だったそうで、今度はもう少し大きな講座を開くことになりました。企画はだいたいできあがり、提出済み。楽譜もだいたいできあがり。今度は1曲だけじゃないですよ~。8曲の予定。

 中身はまだGOサインが出てないので内緒ですが、WEB講座なので、今度は絵も入れたいなと思ってて…構図も浮かんで絵のタッチも浮かんでいるんだけど、描けない! ためしに描いてみたんだけど、とても人様にお見せできるようなものでは…あううう。こればっかりはどうしようもないかも…。

 発表会で作ったような、画用紙の切り貼りも考えてはいるんだけど、手間隙がおそろしくかかるので、そこまでできるかどうか…モノ作りは難しいです。

2006年10月 7日 (土)

元町ミュージックウィーク

 いつも発表会のお手伝いに来てくれる友人が街頭コンサートに出演するので、同じく発表会のアナウンスをしてくれている友人と一緒に聴きに行ってきました~。ビオラの伴奏で、いつも聴きやすい曲を選んで、素敵なひと時を演出してくれるので、今年も楽しみ!

 今年は「ほんのりクラシック」というテーマだそうで、クラシックの曲が多かったです。天候が悪くて、突風が吹いて楽譜が飛びそうになったりというアクシデントもありましたが、素敵な演奏で、隣のおばさんは「癒されるなぁ~」と聴き入っておられました。

 こういうのって、いいね~。ハコに入って舞台にあがった「演奏会」だと肩肘張って緊張しちゃうけど。せっかくミュージックベルがあるんだから、教室の有志を誘って、こういうのにチャレンジしてみるのもいいかも! 電子ピアノも一応自宅にあるし。今はちょっとそこまで手が出せませんが…いつかの課題においておこうっと。

2006年10月 5日 (木)

泣き虫さんの宿題

 宿題だった曲が○になって、次のページをめくると、「こんなのできない!」と泣く。合格シールを渡すと、もうなくなっているところを指差して「ここが欲しかった」と泣く。とにかく泣く。という子がいる。しかし、実は本当は、聞き分けは良かったりする。新しい事を習うのに、不安感を覚える子は少なくない。落ち着いてわかるように説明すれば、すんなりと泣き止み、新しい事をいとも簡単に理解し、ピアノを弾く。弾いてしまえばどうって事はない。あとはご機嫌。シールだってそう。うまく誘導し、違うシールがどんなに素敵かと話してあげれば、納得してくれる。「泣かないで」という言葉はいらない。そういえば、今気付いたけど、その言葉は使ったことがない。何故泣いているのか、よく考え、泣いている子のペースに飲み込まれずに対処すればいいだけだ(難しいけど)。

 強要されるのも苦手。なのでレッスンの最初は遊び弾きから始まる。これを、おざなりに止めてはいけない。やった事ないけど、絶対泣くはず。必ずどこか、一瞬気持ちが止まるときがある。その瞬間を逃さずに止め、間髪いれずにこちらに興味を引かせる。今回は、その曲は何の曲かたずねてみた。どうも英語っぽい発音が聞こえる。英語の説明をしてくれるのだが、「every」以外は理解不能。どうも短縮形の言葉を何か言っているらしいのだが、中途半端にホンモノっぽい発音なので余計にわからない。

「じゃあさ、今度、曲を作ってきてよ」
「えええ~っ?! 自分で曲を作るの? そんなのできないよ!」
「なんで~今、弾いてたやん。あんな感じ。」
「何作ればいいのかわかんないもん。」
「じゃあ、何でもいいから好きなもの。食べ物でも、プリキュアとかラブベリとかでもいいよ。
 『○○大好き!』って曲、作って来て。」
「うん…わかった。やってみるわ!」
「なるべく短いの、頼むで」←ここが丸秘ポイント。

まあ結局、同じような遊び弾きになると思いますが…来週が楽しみ。勝手に伴奏つけて連弾しようと思ってるんだけど、怒られるかな(^_^; 様子を見て、だな~。

2006年10月 4日 (水)

スタッカート

音符の符頭(タマ)の上や下についている点のこと。図でお見せできないのが残念です。

名前:スタッカート  意味:音を短く切る

これもテストではミスの多い記号。「スッタカート」というのが一番多い。あと、漢字の書ける子は「短」を頑張って書いて、豆が左に、矢が右になるのも多し(^_^; しかし今日のは久々にヒット。

スターカット

なんと! 星、切っちゃいますか! 「切る」ってとこではある意味イケてる! って英語の意味、知ってるんかな…。とりあえず彼女のお姉ちゃん、大爆笑。

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