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2006年8月29日 (火)

講座公開

 今まで「某企業さん」としか書けませんでしたが…本日、私が企画した講座が公開されました。通信販売で有名なフェリシモさんの「しあわせの学校」というサイトです。「今から始めるピアノのしあわせ ~大切な人へピアノの贈り物を~」というプチ講座を企画しました。「楽譜をまったく見ることなく、いかにして初心者の方にピアノを楽しく弾いてもらえるか」という事に主眼を置いて作った講座です。もちろんレイアウトや、美しい鍵盤や手のイラストは、フェリシモさんのイラストレーターさんが書いてくださったものです。写真はすべて私が撮影しましたが、もちろん見やすく加工してくださっています。リライトの応酬でやっと公開にこぎつけました…。長かったなぁ。フェリシモさんのHPでも感想を書くことができます。是非ご覧になってご意見をお知らせくださいませm(_ _)m

2006年8月28日 (月)

合宿

 行ってきました帰ってきました合宿から。2泊3日で勉強…濃厚だった…。だいたい泊まりでどこかに行くことそのものが久しぶり(^_^;

 一番勉強になったのは、グループ発表で、模擬授業をした事かな。8人ほどのグループで、与えられた課題の指導案を作って、先生役、ピアノ役、保護者の役になって先生方の前で授業をする。私は結局ピアノ役に当たっちゃったけど(^_^; ポイントをずらさずに、かつ、飽きないようにスムーズに授業の流れを作るのが難しい。他のグループの発表と先生方の講評も聞いて、とても勉強になりました。これを一人でやんなきゃいけないわけね、本当は。んん~しかし他の授業はちょっと物足りなかったかも…知的好奇心が大満足! というわけにはいかなかったけれど、やっぱり勉強になりました。まだまだ勉強しなくちゃ。

2006年8月24日 (木)

夜走る

 高校受験を控えた子が、「楽器店のグレードを取得すると内申書があがる」というガセじゃないかと思うような話を出してきた。「私はわからないので、学校の担任の先生に聞いてみて」というと「担任の先生は関係ないというけど、音楽の先生は関係あるって」との事。「担任の先生が内申書書くんでしょ? だったら関係ないんじゃないの? それより勉強したほうがいいんじゃないのかなあ?」と言うと「もう1度確認します」といい、担任の先生は夏休みでご不在だったらしく、音楽の先生に確認してしまい、やっぱり「関係有」と言われたそうで、「受験したい」と。彼女の実力なら、6級くらいは簡単に通るだろうとは思うのだが。PTNAだと、文部科学省がからんでるので、5回ステップを受けたら、自己申請で学校に報告する事ができるらしいけれど…。

 ありゃ、もう月末じゃないの! 大急ぎで受験するセンターにその場で電話してみたら、「今日中に申し込んでくだされば来月の試験に受けられます」。彼女が最後のレッスンで、センターが閉まるまであと1時間。実は今夜は人と会う約束をしていたのだが、彼女の人生に関わることなので、そちらが優先と判断し、その場で申込書を本人に書いてもらい、すぐさまセンターに駆け込み。何とか申込み、間に合った。

 1企業のグレードテストの結果が、公立中学校の内申書に本当に関係するんだろうか? 音楽高校に進学したいという話なら別だとは思うのだが、普通科志望だというし。音楽の先生の話もあるし、彼女自身が受けるというし、ご父兄はどちらでも構わないというし…私一人反対するわけにはいかない。緊張して無茶苦茶にならない限り、合格する実力はあるので、とにかく早くグレードを受けてもらって、勉強に専念してもらうしかないなあと思う。けど何となく…納得いかないこの話…実際のところ、どうなんですか? ご存知の方、おられます?

2006年8月23日 (水)

ピアノいろいろ

 ネットでニュースを読んでいたら、バーチャルピアノというものが製品化されるという記事を発見! 平面があれば、そこに投影されたレーザー(鍵盤の画像らしい)に触れることで、どこでもピアノが弾けちゃうんだそうです。凄い! 講習会とかにはうってつけ! 私はそんな機会、ないけど(^_^; ハンドロールピアノが発売されたときもすごいなと思ったけど、ホントいろんなものが開発されるんですね~。どちらも、ピアノのせんせいとしては、「これで本気で練習したら指を痛めるから、『旅先でも練習したいから』等という使い方はやめてね~」とご忠告(小心者なので小声で)。 ちょっとしたリクリエーションや、お遊びなどにはいいかも。他にも有効的な使い方はいろいろあると思います! 技術の進歩ってスゴイ…。

 さらにたまたま、発見したのが「左利き用のピアノ」! あるのね~開発しちゃった人がいるのね~。普通のピアノと鍵盤の配置が反対で、左にいくほど音が高くなるのだとか。うううーーーん。私は右利きですが、左利きの人でも、これは使いやすいものなのでしょうか…。

2006年8月20日 (日)

お仕事の種

 某上場企業様とのお仕事。つか…まだ「お仕事」には至っておりませんが、その前準備(の予定)。だから「お仕事の種」。先方から「教室見学希望」と直接アポがあった時は、驚いたのなんのって。まさかこんなフツーの、小さな無名の教室に来てくださるとは思いもよらず。あたふたしながら、私の唯一の特技である「仕事が速い」スキルをフルに使って大慌てで講座案をひねり出し、お招きしたのが…もう2ヶ月も前のこと。

 オンライン講座、ってやつです(ただし超簡易版)。もう大手楽器店やその筋で老舗の教室もたくさんありますから「今更…」という感も無きにしも非ず、ですが。「ピアノを始める最初の第1歩」をオンラインで、というのを自分のホームページのコンテンツの1つとして考えてはいたのですが、それを背中を押されて一気に作っちゃった、って感じです。早ければ今週中にも公開か…しかし「仕事が速い」だけの私のミスもあり、妙なコダワリもあり、いろいろあり、来週になるかも…ま、近々公開のハズなので、私のホームページでも、このブログでもお知らせします~。見てね。

2006年8月19日 (土)

流れ星

 正確には昨日のレッスンの話ですが。流れ星の挿絵がある曲を練習し始めた。「せんせい、流れ星見たことある?」「あるよ~。何回もあるよ」「私もある~。あれ、一瞬やから、3回も願い事言われへんやんなあ」「うん。無理やなあ。『カネ、カネ、カネ』とか」「えっ(@_@)」 …あっごめん…せんせい、思わずホンネが…「それ、ええなあ!DS欲しかったら?」「DS、DS、DS!」「そっかあ~今度見たら言うてみるわ!」

 変なレッスンしちゃった…_| ̄|○

2006年8月18日 (金)

CD完成!

 発表会のCDが完成しました! 今日から早速お渡ししています。来週のレッスンの人たち、楽しみにしててね~。

 CDが完成すると、やっと「発表会が終わった」という気がします。あ~長かった…。

2006年8月16日 (水)

外注の難しさ

 今更ですが…やっと発表会のビデオをチェックしました。ビデオでチェックするのは進行状況。集合写真は良い出来で、カメラマンさんをお願いして良かったと満足しているので、楽しみ。

 1部がさすがに長くて、60分テープにおさまりきらず、残念ながら最後のソロの途中が切れてしまってた。カメラワークはばっちり。カメラマンさんは楽器も演奏される方なので、演奏しているときはアップにしたり、出演者が出てくるところはひいてみたり心得た感じ。それはいいのですが…。その後、気を遣ってくださったらしく、2部からは合奏とソロの合間の楽器の撤去の部分や、「動物園へ行こう」の独奏のシナリオの部分はすべてカット。ううう…違うぅぅ~そこが見たかったのぉぉ~。ちゃんとお話仕立てにしているのが伝わってるかどうか、進行状況がスムーズかどうか、客席から見た全体像と印象はどうか、全部通して見て飽きないか等々…そういうのが知りたかったのぉぉ~。個々の演奏はCDで音源バッチリ拾ってるから、むしろいらないのぉぉ~。ううう…趣旨をきちんと説明したつもりが伝わっていなかった…完全に私のミスです。もう1つ、保険でMDを録音しっぱなしにしていたので、その音を聴いて想像するしかない…けど暗転の時間とか様子まではわからないし、アナウンスと動物を順番に並べていくタイミングとかは、もうわからない。ううう大失敗。しかし自業自得。カメラマンさんは、本当によく考えて、「演奏」をきちんと撮ってくださってますから。「進行状況が見たいから、必ず全部撮ってほしい」と重々言われない限り、1部の進行状況を見て、暗転の部分や舞台設置のバタバタなどは切ってしまうのは当然の判断でしょう。トホホ…。ホント自分が情けない…。

 当日お手伝いに来てくださる方々に、どういうお仕事をしてもらうのか事前に説明をするのって、本当に大変。言い訳するわけではないけれど、アナウンスさんと、舞台ヘルプ2名の方々には全部で11枚に及ぶ台本はもちろん、合奏の時の楽器の配置、生徒の動かし方、その他細々としたやってもらいたいことを事前に郵便やメールで再三説明し(それでも当日現場でやっと理解してもらう事柄も多い)、カメラマンさんには事前に長文のメールで何度か趣旨その他をお話ししていたのですが…本当に、人に思うように動いてもらうように伝えるというのは難しいものです。

 うううーーー特に2部がどうだったのか見たかったのにな~。凹む一日…。

2006年8月13日 (日)

お芝居

 先日録音したお芝居の公演を見てきました。おりょりょプログラムに「ピアノ演奏」として教室名と名前まで載せてもらってるよ…うひゃ~なんだか恐縮…。

 昭和初期の東京のとあるアパートのお話。主人公は原子核の研究をしている物理学者。最初は戦前だけれど、当然後半で話は戦中、戦後へと進んでいく。

 さて、お芝居の始まり。舞台が暗転し、ドビュッシーのアラベスクが流れる。唯一取り直しをお願いした最後の部分だけのやつだ~。次第に舞台が明るくなり、次にアラベスク全曲バージョンが始まる。主人公はじめ、登場人物が出てきて台詞を話し始めるので、当然ピアノの音は小さくなる。けど私はピアノばっかり聴いてしまう~(^_^; アラベスクが終わって、ピアニストが部屋から出てきた。「やっぱり大勝ちした翌日の朝はドビュッシーやな」。    をを! ピアニストは何と腹巻の豪放磊落な関西弁のにーちゃん(@_@) すっげーイメージと全然違う~。選曲から言って、神経質なアパートの住人か何かかと勝手に思っておりました。「マック・ザ・ナイフ」も暗転後にすぐさまかかり、結構目立ってた…しまった、こんな役柄のにーちゃんなら、もっと派手にやっときゃよかった。

 「別れの曲」は全部お金を貰って弾くシーンだったので、お金を貰えるような演奏をすればよかったなあと…すべて「練習中」なのかなと思っていて、わりとテンポもデュナーミクも単調に弾いてたので…ちょっと後悔。簡単に説明はしてもらっていたんだけど、もう少し詳しくどういうシチュエーションで弾くのか聞いておくべきでした。反省。

 それにしても、やっぱりプロの録音は違うな~。あんなにマイクをピアノの弦に近づけてた上、音の響かない部屋での録音だったのに、ハンマーの音はしないし、デジタル録音特有の(と私は思っている)金属音のような音もしないし。指向性の高い特別なマイクだとはおっしゃってましたが。どこでどうやって音を切ったり流したりするんだろうと、音響さんになったつもりでお芝居を見てたら、「ああ大変なお仕事なんだな~全然気が抜けないじゃん」と、とっても感心しました。

 こんなお仕事、そうそう頂けるものではないと思うけれど、もしまた機会があれば、今度はもう少し詳しく内容を聞いて、それにあった演奏をするようにしよう~と思ったワケでした。良い体験をさせてもらいました(^^) もっと真面目に練習しようっと。

2006年8月12日 (土)

脱・MJQ

 発表会のためにアマゾンで思い切って買ったデジカメのポイント還元の通知が来た。何買おっかな~できるだけ、お金を払ってまでは買わないような、もちろん経費では落とせない、くだらないものを買おう~。

 と思っていたのに…何故かバッハの平均律クラヴィーア全集を買ってしまった…。うちにあるバッハのピアノのCDは、ワイセンベルグのパルティータ全曲と、グレン・グールドのインヴェンションとシンフォニアくらいだと思う。パルティータは、大学生の時に弾くことになって(ワイセンベルグならいいか)と思って買ったらすっごいハズレで参考にならなかった…今聴いたらまた違うかもしれないけど。インヴェンションとシンフォニアは、中学生の時に先生が変わって、慌てて「バッハやらなくちゃ!」と言われて突然ポリフォニーの音楽と出会い、意味がわからず嫌で嫌で、どう弾いていいのかいつまで経ってもわからなかったので高校生になってやっと買った1枚。最初の1枚がグールドってどうよ…(^_^; と今となっては思うのだけれど、「ああ素敵だなあ」と思う曲もあり、その曲を弾くのは楽しくて、先生からも「この曲はマシ」と言われるようになったという思い出が。

 で、平均律。当然グールドかと思われるでしょうが、さにあらず、何故かリヒテル。シフでもなくリヒテル。自分でも意外。やはり生徒さんに聴いてもらってお手本になりそうなものを…という事で、「グールドと対極」とか「お手本に」とかレビューに書かれているのに踊らされ、買ってしまいました。録音状態悪そうでちょっと心配。もう1枚ポイントメールが来てたので、保険に(?)ケンプの平均律第1集抜粋版も購入。これ安かったの。

 私自身は1集の8番が弾きたくて、練習しかけては中断し…ってのを繰り返してまして。実はこの曲、MJQ(モダンジャズカルテット)がプレリュードを演奏してるCDを聴いて弾きたくなった。…ピアノじゃない。つーかジャズやん(^_^;。ピアノ弾きながら、ミルト・ジャクソンの音色を思い浮かべてるってどうなん…という事で、ピアノ版のCDを聴いてみたいとずっと思っていたのでした~。楽しみ楽しみ(*^^*)

2006年8月11日 (金)

事後処理

 残念ながら病気で発表会に参加できなかった人のレッスン。発表会に参加した人には全員、オリジナルCDをプレゼントしているので、ピアノソロの曲だけCD録音をした。といっても私にはデジタル録音する技術がないので、MDで録音。マイクをタオルで包み(そうすると雑音を拾いにくいらしい)、ピアノの振動を拾わない程度に近くに設置し、本体を少し話したところに置いて、練習してもらいつつボリューム調整。2回録音して、「2回目がいい」との事だったので、そちらをCDに焼いてもらうようにお願いするのだが…。

 レッスンの準備をしてもらっている間に、できあがりの音を再チェックしてみたら、どうも音にかなりブレがあるような…。なんでだろう? 特に二点ホのところで衝撃音(というほど大げさではないが)のようなものが聞こえる。この音は私の耳が、何故か苦手な音だからかもしれないんだけど。他の部分もボリュームも触って無いのに、変わっているような感じ。音質も。微妙に変わっているどころじゃなくて、すごく変わってたように思う。そんなはず無いんだけどなあ??

 最後のところで、教室の扉の前を通った人の声も入ってしまった…うう、これ、調整可能なのかな? もう1TAKEとろうかとも思ったんだけど、本人が3回も弾くと荒くなるだろうから打ち止め。CD録音さん、すみません、かなり大変だと思いますがお願いしますm(_ _)m

 ところで忘れ物の三脚…1週間経って、ほぼ全員レッスンに来たというのに未だ持ち主見つからず。誰のですか~もらっちゃうよ~(笑)。

2006年8月10日 (木)

新しい仲間

 先日、「教室の前の貼紙を見て」と連絡があり、今日はその方の体験レッスンの日。緊張のあまり汗だくになる子、いきなり漫画を読む子、最初から好き放題に暴れまわる子、反対に固まってまったく動かなくなる子、すぐさまピアノに触る子、なかなか触れない子…本当にいろいろですが、今回の子は年齢的にもいい時期で、とても落ち着いていました。お母さんもピアノが弾けて、お兄ちゃんも他の大手の楽器店系列の教室に通われていたとのことで、聞き覚えでピアノも器用に弾いておられました。

 体験レッスンは、お決まりの「ピアノ探検」に始まり(子供に限らず、大人の方も、これでたいてい緊張が解けます)、リズム練習、あとはその場で適当に。素地素養があるのでもっと遊べそうだったけど、適当に切り上げておしまい。終わるとすぐにご本人から「いつから習うの?」と嬉しい言葉(*^^*) ご希望の時間と空き枠も合ったので、その場で、来月からご入会とお返事いただけました~。

 教室に新しい仲間が増えます。クリスマス会で、みんなと会えるかな? 仲良くしてあげてね(^^)

2006年8月 9日 (水)

未知なるもの「DS」

 小1の男の子。「せんせい、『ターンターカターンターン、タタタタタンタンターン』って曲、わかる?」「うん、知ってるよ」(と答え終わる前にかぶせるように)「『にーんにーきにーんにーん、にににににんにんにーん』の曲やで」「ああ、IQサプリの曲やねぇ」「ぶぶー違いました~正解は、『勝利をたたえる歌』でしたー」

 ………(-_-; せんせい、それくらい知ってるもん。だけど、「にんにきにーんにーん」って言われたら、「IQサプリで司会の人が歌ってる曲やんね」って言うやんか。「ああ、勝利をたたえる歌ね。あれは、ヘンデルのオラトリオなのよ(キラッ)←(何となく輝くイメージ)」とは言われへんやんか。ひっかけ問題かあっ!

 「DSの脳を鍛えるトレーニングに入ってたんやで。僕、29歳やった。」…それは凄いの? ほめるとこなん? と躊躇していたら、彼の機関銃トークはそのまま止まらず「妹なんか、最初80歳やったけど、鍛えたら60歳くらいになってんで」あ、やっぱり若い方がいいの? ん? でも君たち、年齢二桁いってないやん…うーんどういうゲームなんだろう。

2006年8月 8日 (火)

自習

 只今勉強中のリトミックですが。夏休みなので、自習させてもらえることに。6名集まったので、ステップの練習をしてから、一人は先生役、一人はピアノ役、残りは生徒役にわかれて模擬授業風に実践。お互い「ここはこうすれば、ああすれば」と指摘しあって、とても充実した2時間を過ごしました。一人じゃなかなかこういうのはできないからな~。仲間がいて、一緒に勉強ができる環境があるって、本当に素晴しいです。

2006年8月 3日 (木)

お買い物

 発表会の演奏をオリジナルCDにして、出演者の皆さんにプレゼントします。ジャケットもラベルも出演者自ら、手書きしてもらっています。パソコンを駆使している人もあり、でもたいてい手書きの可愛い絵が書かれています。力作ぞろいなので、ご来場の皆さんに見てもらえるように並べるようにしたかったのですが、出演者が多くて並べることができず…。写真を撮って小さくして並べようかと思ったのですが、小さくすると何が書いてあるのかイマイチわからないので断念しました。

 で、本日はCDRの買出し。家には当然大量にCDがあるので(でも少ないほうだと思う)背表紙が無いスリムケースは場所はとらないけど探すのが大変になっちゃうから論外と私は思っていたのですが…売ってるの物のほとんどがスリムケース! 普通サイズの、背表紙があるタイプのCDRなんてほとんど無い。あっても高い! どうなっとんじゃー! こりゃもう、しばらくしたら無くなっちゃうんじゃないかな…。むしろケースだけ売ってる量が増えてる感じ。

 来年はどうなるかわかりませんが、やっぱりCDプレゼントという事になると、おそらくスリムケースになると思います。時流には逆らえない…。

2006年8月 1日 (火)

変わり種のお仕事

 「芝居の音響のためのピアノ録音」とでもいうのでしょうか。ちょっと変わったお仕事をしました。芝居の役の中に「ピアニスト」という役があり、その人がピアノの練習をしている場面で私が代わりに演奏したものを流すというわけです。「練習しているところ」なので間違えたり弾きなおしたりしながら、指定された時間内(または時間以上)に演奏するというのが難しいところで、発表会の準備の合間にストップウォッチ片手に練習してました。

 ドビュッシーの「アラベスク1番」、ショパンのエチュード「別れの曲」、「コロラドの月」「マック・ザ・ナイフ」の4曲。昭和初期の時代設定で、とあるアパートを舞台にお話が進むそうで、ピアニストもその住人なのだそうです。「別れの曲」はG#抜きバージョンもありました。壊れたピアノを弾いているという設定との事。

 「響きの少ない、生の音が欲しい」という事で、なんと教室で録音。 「練習中っていう設定だから多少のミスはアリよね」とか思っていたので、あちこちミスありありです。「コロラドの月」は、楽譜が簡単すぎるのに長く弾かなければならないので、「最初は譜読みしている感じで、このままだとつまらないから、伴奏を考えているところを入れて、伴奏形が決まったらあらためてちょっと派手に弾く」というようなストーリーを考えて弾いたり、「マック・ザ・ナイフ」は、「とにかく一通り弾いてから、間違ったところを部分練習している」という設定にしたり。「マック・ザ・ナイフ」は、予定してたより速く弾いちゃったのでかなり荒っぽいはず。どの曲も、音響の方に「私はこれで十分ですが、どうですか?」と言われ、「めっちゃミスってますけど、こんなんでいいんですか?」「私はこれでOKです」「あ、じゃあ、私もこれでいいです」。というような感じで、ほとんどのものが1発OKだったので想像していたより物凄く早く終わりました。練習してるのに、あんまりミス無く弾いてても変だしさあ…。ただ、アラベスクは、全曲バージョンと、最後の部分だけのバージョンを録音したのですが、最後の部分だけの方は、お芝居の最初に使うそうで、かなり目立つと言われ、「すみません、そこだけもう1回弾かせてください」とリベンジさせてもらいました(^_^; 

 お芝居は、8月12日(土)、13日(日)神戸アートビレッジセンターで公演されます。劇団“風斜”第49回公演「東京原子核クラブ」です。
http://kavc.or.jp/play/index.htm

 3時間という長いお芝居だそうですが、ご興味がおありの方は是非。ちなみにピアノは前半でほとんど使われるそうです。

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